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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

KYOTOGRAFIE

2015-05-02 | 写真
京都グラフィーという写真祭?に今年も行きました。
京都グラフィーは、京都の古い家や蔵で
いろんな写真家の作品を展示する写真のフェスティバルのようなもので
一昨年行った時のブログがこちら→京都グラフィー

今回は京都に住む友達の案内で、わたしはぼーっとついて行ったんだけど
中々良い感じに見ることができて楽しい1日になりました。

まず妙満寺で古賀絵里子さんの展示。

見終わった頃ご本人がいらしたのでお話を伺いました。
すごい感じのいい素敵なかわいい人で、同行の男子が緊張しまくり、
会話のテンポは変だし、写真集持ってきてるのになかなか出せない様子で、
いちいち横から、サインもらったら?写真撮ってもらったら?と
助けないといけなかったのが昨日のハイライト。笑
妙満寺はつつじ寺と呼ばれてるらしく、つつじが満開で良い時期でした。


それからKG+の、ニコラ・コルディ展。
スマホなどで撮ったインスタグラム写真の展示で
ハッセルで撮って自分で手焼きした丁寧な古賀さんの作品の後には
最初すごく雑に見えた写真ですが、中判カメラで丁寧に撮った作品と
スナップは別物だと考えて、そういう風に頭を切り替えてみると
面白かったです。

そのあと、ロジャー・バレンの映像作品を2会場で。

これはものすごく印象に残った。
でも汚いのや、猥雑なえぐいのダメな人にはしんどいと思う。
汚物や動物のあふれるバラックのようなところに住む
不思議な人たち。いわゆるフリークたちだと思いますが
彼らを撮った写真で、でもどこまでリアルでどこからセットなのか
全くわからない。とにかく強烈な作品です。

そして、フランシス・ウルフとブルーノート展。

ブルーノートのレコードジャケットになったジャズマンたちの写真。
ここはボリュームのある展示でした。
ある部屋はビーズクッションが置いてある、中庭が見える部屋で、
スピーカーからはジャズが流れていて、ゴロンと寝転んで
壁の写真展示や庭を眺めながら、ぼんやりジャズを聞けて、
とてもゆったりしました。

最後はマルティン・グシンデ:フエゴ諸島諸先住民の魂 ―
セルクナム族、ヤマナ族、カウェスカー族、というもの。

裸の全身にペイントをする民族を撮ったもので
1920年前後の写真をデジタル技術できれいにしたものだそうですが
写真がはっきりして綺麗すぎるのと、風俗や生活がほとんどなく、
自然の前に人物がいるという形の写真ばかりだったので
なんだか作り物のような感じがして不思議でした。

それぞれとてもおもしろかったし、組み合わせのバラエティもよかったです。
まだあと少しやってます。
京都グラフィーサイト

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