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釜山から高速2時間弱、馬山の田舎に、父の育った村があります。
馬山は、釜山より田舎の海の近くの町だけど
高層マンションが建ち並んでいます。
奥の方の白い影も全部マンション。すごいなぁ。
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日本にはない風景だけど、発展途上のアジアの国では見る風景だな。
地震がないからだろうし、人口がどんどん増えて行ってるからでしょうか。
父は長男だけど日本にいるので
彼の育った家は次男である叔父が住んでいます。
ここは馬山中心から車で30分弱くらいですがかなり田舎です。
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わたしが5歳くらいで初めて訪ねたときは、
電気もないようなところで、庭には牛や鶏がいて、
トイレも外の小屋で、こわかったし
ひたすら日本に帰りたかったなぁ。
今はそのころより随分きれいになっていますが
まだ面影はのこっています。
この近くに、父が帰省時に泊まる家を数年前?に建てたので
1泊目はここに泊まりました。
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外観は何風かわかんない不思議な家だけど
この辺の家は、わりとみんなこんな雰囲気。
おそらく、洋風のつもりなんだと思う。
でも、不思議にエキゾチックなアジア風に見えます。
中は洋風だけど床はオンドルと言う昔ながらの床暖房で
冬は暖かいです。
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このピカピカメタリックの紫のものはエアコンです。
日本にはないデザインだなぁ・・・。
お墓は道なき道を行く山の中にあります。
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ぽこんとおわんを伏せたような形の土葬のお墓で
子どもの頃は
草がたくさん生えると、どこがお墓か
わからなかったくらいの素朴なお墓だったけど
今では石碑もあり、お墓の下に土台もできて
随分ちゃんとした感じになっています。
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小雨の降る日で、かなり涼しかったのだけど
山の中を歩くと汗だくになりました。
わたしが生まれた時に女の子だったので、
がっかりして怒ったというおばあちゃん、もう許して下さい。
会ったことのないひいおじいさん、ひいおばあさん、
長い間来ないでごめんなさい、怒ってませんよね?
など、ぼんやりとご挨拶。
3歳の甥っ子も、帰り道は抱っこしてくれ~とべそかきながらも
何とか自分で歩いて山を降りました。
明日は父の建てた一族の廟のことを書きます。
田舎の風情がいいですね~
今度探してみてみます~。
随分きれいになって、道もよくなったけど
日本の都会しか知らないわたしには、やっぱり別世界です。
でもわたしが知らないだけで
日本にもこういう田舎はまだたくさん残っているのかもしれないですね。