sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

9月のつぶやき:後半

2024-10-11 | つぶやき
知らない街のバスに乗りたーいなぁ。


10年くらい前に左手が右手ほど動かなくなりバイオリンをやめた。
日常動作には何も問題ないし気がつかないけど、バイオリンで早いとこ引くと自分でわかる。
頸椎椎間板ヘルニア持ちなので、それの影響で左上半身がほんの少し右とは違うのだ。
でもさっき久しぶりに絵筆を持ったら、目も悪くなって見えないけど
右手なのにそもそも筆が思ったように動かなくてびっくりした。
聞き手の右手はまだ問題ないつもりでいたのに、老化って知らん間に来てるねぇ。
もう一生細密な絵は描けないんだなぁ。(目と手と両方ダメだと、まあ無理ね…


昨日は台所の床、今日は洗面所の床を磨いた。三連休、家のことをやってる間に終わってしまう。
でも誰のためでもない家のことをやるのは好きだし、むしろ良い瞑想のようなものだ。


家の固定電話ってセールスと母からしかかかってこないと思ってたけど、
82歳の母も今はLINE通話で来るようになったので、もう基本出ない。
今朝電話が鳴ったので珍しく出て見たら
相手「もしもし」
はい?
相手「…(沈黙)」
もしもし?
相手「あ、山田さんですか」
…違います
相手「…山田さんじゃない?」
違いますよ?
相手:ガチャッ
間違えましたすみません、の一言くらい言えんか?



散歩に出る気満々の時に限って雨が降るよねぇ


昼間、仕事で銀行に行ったら、ATMにぽたぽたと汗が落ちた。
お月見の頃になっても、夜中も暑いねぇ。
ベランダでお月さん見ても、暑くて重い湿気がお月さんとわたしの間にあるのが見える気がする。


面白い本でも、早く読み終えたい面白い本と、読み終えたくない面白い本があるなぁ。
読み終えたくないというか永遠に読んでいたい。


暑いし、出かけずに家のことしようかなぁとだらだらして
出かけるのが遅くなった今日のおやすみですが、めちゃめちゃ楽しい1日になった。
やっぱりたまには出かけなくちゃねぇ(三連休ずっと家にいた人…

前にたまたま見かけて入ったことのあるフレンチのランチ、
魚と肉と迷ったけどお魚にしたら、
ふっくらと厚い身のとても美味しい鯛のソテー。
オイルのソースが美味しくて、パンも美味しくて、
ワインの選択も正しくてテンションダダ上がり。
好きな雰囲気の店で美味しい料理と美味しいワインがあると人生は楽勝におもえる。


細見美術館の春画展は、北斎浪千鳥の版画と肉筆画が並べて展示されてるのは大変興味深かった。
それぞれの差異を確かめながら、自分がどっちに惹かれるか、それはなぜか考えるのが面白い。


京都でついでに、数ヶ月前に亡くなった、弟の妻のお母さん、弟の義理の母ですね、
その人がいつもわたしにもお土産にくれた小倉山荘の大好きなおせんべいを買って、
故人を偲びながら電車が混む前に帰り道。良い休日だったなー。


新米買えた。1キロ。精米したてを鍋で炊きました。うふふ。


電車で足を組んで座ってたらぶつかった人がいたので、ごめんなさい!と謝ったけど、
わたしは小柄なので人にあたるほど足は出てなくて、
向かいに座った大柄なおじさんがめっちゃ足を前に投げ出してるせいで、
歩く人がわたしの方に寄りすぎて当たったのだった。
スマホ見てニヤニヤしてるそこのおじさん、その足もう少し引っ込めて…
・・・とか書いてたら、向かいの人よりさらにはるかに大きな白人男性が乗ってきて二人横と前に。
190センチはあるなー。こんなに大きいと、日本の乗り物は大体小さくて窮屈だろうな。
シネコンの椅子には座れても繁昌亭の座席には収まらんね。(狭い)

そして、なぜこの駅で?という駅で降りてった。急行の止まらない観光客のいない駅よ?笑



うちの猫のことを考えるといつでもちょっと幸せになってにやにやするけど、
「自転車」と唱えるとまたうちのブロンプトンのことを思い出して幸せににやにやする。
歩くのと同じ2本の足で、2本の足以上のスピードで進んでくれるスーパーかっこいい相棒。
自転車は本当に素晴らしいなぁ。
しかも美しいのでいくつもほしくなるけど、
わたしは一度に複数のもののメンテが出来ないので増やさないようにしてる。
同じものはひとつしか大事に出来ない。大事に出来ないものがあると申し訳なくてつらくなるし。
だからカメラもレンズも基本メインひとつとコンデジひとつ以上増やさない。

でもブロンプトンのTラインに色のついたのが出たら買うぞ。



·モンゴメリ読みすぎで、この世界の人のように真面目に清く正しく生きていきたくなる。
若い頃はどんなにその世界が好きでもそれはそれと思って、
そんなふうになろうと思いもしなかったのにねぇ。

赤毛のアンの3巻…これは多分5回くらいしか読んでないし40年ぶりくらいなので新鮮。
パティの家の暖かい描写が好きで憧れて焦がれたことを思い出したわ。
家が世界で一番苦しくてつらい嫌いな場所だった頃には、暖かい家によく憧れた。


カーソン・マッカラーズの「悲しき酒場の唄」が村上春樹訳で出ると知ってすぐ予約した。
「哀しいカフェのバラード」という訳より前の訳の方が好きだけど、さてどうかな。
これはなんだか不思議な小説だけど共感できない大女アメリアに気持ちは寄り添ってしまう話。
愛の話なのか愛の不在の話なのか同じことなのか。

短編集も好きだし「結婚式のメンバー」(春樹訳)も好きだけど「心は孤独な狩人」はまだ積読のままだ。
これ「百年の孤独」よりずっと長い2段組でなかなか手を出せないんだけど、今7巻読んでる源氏物語を読み終わったら、
「哀しいカフェのバラード」の後に読むか。
なんだろう、マッカラーズの書く南部の空気は、懐かしいものではなく
むしろわたしには異質な世界なのに懐かしいというのに近い気持ちになる。
40年前に米文学生だった時の自分の色々な感情が蘇ってくるからかもしれない。


「小さな障害はみな冗談とみなし、大きな障害は勝利の予報であるということ」を大学で学んだと言うアン。
小さくても大きくてもストレスに弱すぎるわたしが学ぶべきやねぇ。


久しぶりのクラシックコンサート。ベートーヴェンのミサ曲を聴いてきたけど、
ミサ曲は自分から遠くて大きくて、難しいな…通り過ぎる音だけを気持ちよく聴いてきました。
でも次のコンサートは協奏曲と交響曲なのでちゃんと予習もしてもっと味わえるように準備しよう。


「笑うべきことを笑い、笑ってはならないものを笑わないことをおぼえた時、
あんた方は知恵と理解力を会得したわけなのですよ」
これは第3巻でアンが大学の時に友達と借りた家で世話をしてくれたジェムシーナ伯母さんの言葉だけど、
他人を嘲笑しがちな人に聞かせたい。もちろんわたし自身も。


スイカの残りを少し食べて、バゲットにオリーブオイルをつけて2切れ食べて、
ワインを3口くらい飲んだら、急にぐわーんとお酒が体に回る感じがしてものすごくしんどくなって
心臓もドキドキして、慌てて服と下着を取ってソファに倒れ込んで、
10分ほどで治ったけど、こんなことほぼ初めてで超怖かった。
空きっ腹に急にいろいろ食べたのがダメだったのかな…

普段はワインなら1本くらいはなんとなく飲んでしまう人なんですけどね…



この週末の市の粗大ゴミ収集の予約電話と、管理人さんへの届け終了。
また絵のパネルを1枚捨てます。うちにいたうさぎの絵を日本画で描いたやつだけど
かわいすぎてあんまり好きじゃなかった。なんのデフォルメもしてないのに完全にぬいぐるみすぎて、
キャラっぽいのよねぇ。

朝方、人間の枕元からいなくなる猫。最近はピアノの部屋の窓際にいることが多い。
すりガラス越しの窓辺で、朝の柔らかい光の中でポカポカとして丸まっている。
平和というものになっている。
猫が丸まっているカゴのようなものは猫用ではない小物入れなんだけど、
猫が入ったところしか思い浮かばなくて買ってみたのだった。
でも猫がこれに入るまではひと月以上かかって、もう諦めて捨てようかと思ったことも。
猫の好きな敷物を入れてやっと入ってくれた後、
敷物を取ったらまたしばらく入らなくなったけど、最近やっとここでくつろいでくれるように。


「岸辺の旅」という映画が9年前に上映されて、その時に映画の会の課題映画になったのだけど、
映画の会ももうすぐ10年(120回!)という時期になったので1年目からの課題を
年に一本ずつ選んでもう一度見て話そうということになったので、原作を読み始めた。
当時映画も見て原作もその前に読んだいたのだけど、今読むと細かいことはあまり覚えてないなぁ…
でも本は面白いです。

夫婦の話で、9年前はなんだか二人とも気持ちがよくわからない夫婦だなぁと思ったのだけど、
この9年の間、わたしにも結婚関係や恋愛関係や本当にいろんなことがあったので、
今読むとまた違う感想になるかもなぁと思ってた。
でも今読んでもこの妻の言葉の少なさは、わたしにはもやもやする。思ってることも言わないし、
疑問も聞かないし、よくわかんないとただ黙ってる。
夫の方はとある事情がある人なので、言葉が少なくても変でもおかしくはないけど。

「岸辺の旅」の映画を9年前に見て、その1年前くらいに原作も読んでたんだけど、
今回は原作読み直しと映画再見(配信にて)を続けてやりました。
原作と映画、続けて見ると違いが際立つなぁ。原作に足した部分引いた部分。
映画は雰囲気は合ってるけど、やっぱり原作の方がずっといい。
この9年の間にすごく好きだった人のことを読んで、見ている間よく思い出したな。


昨日は仕事ですごくたくさん動いて疲れたし、今日は休みで大きな美術館を二つハシゴして
ヘトヘトになった上に、溜まってた家の用事を夕方から夜までひたすら頑張って片付けた。
えらいなぁ。(自画自賛)
猫にも褒めてもらおう。


塩田千春と梅津庸一をハシゴした。塩田千春だけで十分お腹いっぱいだったけど、
チケットを持っていたのでついでに梅津庸一も。でもこっちも案外良くて、とても面白かったです。


自分史上最高レベルのリゾットができたけど、要はバターとチーズをおしまないのが大事というだけです。
カロリーとか脂質とかいう言葉を封印する!笑

炊き込みご飯を作るのが好きで、趣味といっていいかもと思うほどなんだけど、
リゾットも同じだなぁと今気づいた。リゾットの方が短時間でできて失敗もしにくいし
炊き込みご飯と同じくらいバリエーションの余地もあることに、気づいたのだった。
とはいえバターとチーズのカロリーと資質は極悪なので、
炊き込みご飯ほどしょっちゅう作れないな…(^_^;)


新聞の書評欄にあったジュリー・オオツカの新しい本をぽちった。
「屋根裏の仏様」という戦前にアメリカへ嫁いだ日本人女性を描いた本がとてもよかったから、
これも楽しみ。


本は重いから、詰めるのも大変。重い箱が4つできた。集荷に来てもらうけど、
うちエレベータなしの3階なので申し訳なくて。
夏なら冷たいペットボトルでも差し入れするんだけどもう涼しいしね。でもなにかあげよう。


無償の愛の物語を読んだけど、モンゴメリーなので難しくないです。
近くに赴任してきた音楽の先生をしている少女が昔の恋人の忘れ形見だと知った孤独な老婆が、
彼女に知られぬようにいろいろ助ける話。
老婆はビスケットと水で生活しているほどの極貧なんだけど誇りが高くてそれを人に知られたくないために、
誰とも付き合わず引きこもって生活している。
でもこの少女への愛情が生まれてからは食べるものも食べずに彼女への贈り物をあれこれ考える。


わたしにはいくつかの瞑想がある。料理もそのひとつ。森の中を歩くのもそのひとつ。
最近は猫と一緒に寝転んでモンゴメリーの優しくて易しい小説を少し読むのも、瞑想だなぁ。


昨日はとある本屋さんにうちの美術賞や写真集を買取でたくさん送ったのだけど、
本棚に少し余裕ができた。本棚は書庫部屋に5つ並んでるんだけど、
まだ溢れてる本全部は全然入らなくて、本棚を作り付けの天井までの大きいやつにするかと悩む。
まあとりあえずその前に本棚と書庫部屋を片付けよう。ちゃんと片付けてからリフォームも考えよう。


うちの猫がわたし相手では物足りないだろうし、退屈せずにより幸せになるならと
もう1匹迎えるか悩んで数年。
夏頃に友達が保護した白子猫ちゃんが候補に上がったけど、
結局その人が引き取ることになって、やっぱりクロちゃんと二人で仲良く暮らすかと、
とても仲良く過ごしてたんだけど、また子猫の話が来て来週見に行く。
まだひと月くらいの子猫の可愛さに負けるか。
でも何よりクロちゃんの幸せ優先したいので悩む。トライアルはさせてもらうつもりだけど。
ずっと憧れてたハチワレちゃんなのよねぇ。
もう1匹白に黒い模様の子も可愛くて、メロメロになりそう…


心に移りゆくよしなしごと、が自分は人より多いのではないか。
だからツイ廃にもなったしブログも20年も止まらない。
話が長いし多いので申し訳ないけど、小さいことにもいちいち何かの感想を持ってしまうので、
どうしてもそうなる。
最近はだいぶマシになった気がするけど。


とても気分がくさくさすることがあった後に仕事で銀行に行ったら、
さらっと順番抜かれて、その男性の後ろで待ってる時に頭の中で、
普段使わない「ジジイ」という言葉と共にその男性をボコボコに殴る蹴るしてる様子
を思い浮かべていたので、だいぶダメっぽい…


ブログが1年前の投稿を知らせてくれるんだけど、1年前の夏の終わりにわたしは函館に行ってて、
それを5、6回に分けて書いてあって、写真もたくさんアップしてるので見直すとととても楽しい。
北海道なのに30度を軽く超える暑い日、函館山に登ったり船に乗ったり
自然派志向でイノベーティブなレストランやカップルばかりのちょっといいお寿司屋さんで
美味しいものを食べたり。津軽海峡?を見ながら温泉に入ったり、
ひどい雨に降られてびしょ濡れになったり。
短い旅行でも思い出すことがたくさんあって、一人旅は丁寧にして、
戻った後も丁寧に記録を残すといいと思う。