sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

高知 1:ちっこい旅

2018-07-02 | 一人旅たまに人と旅
高知に行ってきました。
日本の植物分類学の父、牧野富太郎博士の植物園が高知にあって、そこで
「英国キュー王立植物園収蔵画とFlora Japonica(フローラ ヤポニカ)」
という展示をしていて、それを見に行ったのでした。
牧野博士はなんだか面白い人で、植物に夢中のまま90数年を生き抜いた人で
植物学の偉大な人というのと同じくらい、彼の人生にも興味がある。
  

 

土日の一泊二日で、しかも節約のために高速バスで往復したので、
そうでなくても夏に弱いわたしには強行軍で、いろいろ失敗もありましたが
なんとか元気に帰ってきて、ブログを書いています。
何しろ方向音痴なので、時間が読めなくて予定を詰め込むまいと思い、
今回の旅行ではブログに書くようなことはあまりないだろうと思ってたけど
終わってみれば、また10回くらい書きそうなのでした。

すっかり旅慣れない人になってて、遠くへゆっくり行きたいとばかり思ってたけど
この前の台湾旅行と今回の高知で、自分のような体力も気力もなく方向音痴な上に
ちょっとでも情報が多いとパンクするくらいのろい人には、
こういうコンパクトで小さい旅があってるのかもしれないなぁと、ふと気付きました。
いつかまた遠い国にも行ってみたいけど、
そういう旅はとりあえずは根っから旅人の友達にまかせて
自分は自分の小さい旅行をしていればいいか、と思い直した二日でした。

しかし、この予報はびびる。戸外の植物園なんて、歩き回れるのだろうかと
不安になりながら出発。荷物は少ないけどカメラと傘が邪魔で重かった。

そしてほんの一泊の旅行でも、家に戻るとほっとする。
旅先の孤独と家の中の孤独は随分違って、どっちもいいものだけど
家の中の孤独ほど馴染んで心地よくほっとするものはないなぁと、
帰ってくると思います。
どちらも楽しめるなんて、なんてしあわせなことだろう。