散歩者goo 

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私の知的関心(追)

2018年03月16日 20時26分38秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
立憲民主党の議論の部屋で私自身の論文はないのかという問い合わせがあったので、それのコメントを書いたところ下記のような返信になった。
私の簡単な経歴は、このブログでも公表しているが、この返信は知的活動の一端の記録となっているので、自分自身の記録として掲載し保存する。

私は、工業高校卒の設計開発技術者であり、喫茶店を経営したり元現代美術系のギャラリーを経営して破産し、生活保護程度の年金で暮らす学歴も資産もなく、長屋で暮らす貧困の独居老人です。
当然、論文を書くといった経験はありません。
ただ哲学や思想も好きで、簡単な入門書を読んだりしております。
そうしたことでマルクスや実存や構造主義・記号論に関心を持ち、ウエーバーにも刺激を受け社会学や経済学にも関心を払っています。
科学については元技術者としても非常に関心を持っています。
キリスト教や仏教についても折に触れ勉強し、考古学関連で神道についても、神道史を調べましたし、日本文化の原点としての神道にも関心がありました。
考古学・古代史は、趣味で30代から続けていて、そうしたことを中心にいろんなことを考え知るようになりました。
価値観に関する考えは、様々な哲学を勉強しながら考え、現在の所行きついた結論であり、宗教は一般に思想と同じように考えられますが、思想哲学でなく価値観の一種だと考えています。
即ち信仰であり思い込みです。
ただし同一価値観・パラダイムの中ではさまざまな議論が可能ですが、その前提として、あくまでその宗教=信仰=信じることが原則です。(神学・仏教哲学・・・)
奇跡そのものを疑うとか、仏の世界を疑うことはしません。
従って哲学ではないと思っています。(近現代哲学が、一部神学や仏教哲学とも絡んでいることも理解しています。)
最近議論の部屋にコメントを書き始め、一日の半分以上の時間を費やす食事関連家事(3食自炊・買い物含む)に加えて時間を取られるため、議論の部屋への投稿やかかわりを縮小しようと思っています。

追:ウエーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」と日本の資本主義の原点・石門心学との関係で、儒教・朱子学・陽明学について少し詳しく調べたことがある。(三方よしの精神は、現代の日本の大企業にも、いくつか受け継いでいる企業がある。)
40代の語学留学での英語学校のペーパーを書く課題で、なぜ日本のGDPが欧米諸国以外で唯一先進国並みなのかという課題を自分で見つけ出し決定し10枚余りのペーパー(論文ではない)を書いた。
その時、関係した岩波新書を必死に読み、それ以降儒教に対する理解も少し深まった。

追 ペーパーの概要と関連事項
当時(40年前)アメリカでは、なぜアジア・アフリカ・ラテンアメリカの開発途上国中、日本だけが経済発展出来たのか謎だった。
不思議の国日本といった意味のシリーズのTV番組も作られていた。
日本人も高度経済成長の理由は深く考えておらず、池田首相のケインズ経済学を導入した結果と考えていたと思うし、そうした分析は当たっている。
しかし、その背景として日本が儒教を独自に解釈進化させ、国学を作りプラグマティズム的思考を強め、ウエーバーのプロテスタンティズムの倫理と共通した思考、行動体系を持っていた<例:質素倹約>こと大きく影響していると考えた。(構造的に似たところがある。)
更に、当時の日本の教育レベルが高く、識字率も高かった。
そうした背景があって、先進国の科学知識を和魂洋才という考えで、伝統文化を残したまま抵抗なく西欧文明を受容出来た。

(今は英語は使わないため完全に忘れ、使えない。当時のアメリカ人のルームメイト<来日した>はFBで友人になっている。)

自選ブログ集・新規掲載(新規掲載は、数か月以内に書いたブログの中から選定しています。)
新規掲載下段に分野別自選ブログ集(フォルダーリンク)も掲載しています。
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