散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

昨日記141122土(みんぱく ワークショップ 体感!!イメージの力)

2014年11月23日 11時33分54秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴  最高/最低℃ 平均/最低% =21.0  9.8  59  35 
昨日は、朝からみんぱく(国立民族学博物館)のワークショップへの参加の準備に追われた。
イベント自体は、何も用意する必要はないのだが、1時から始まるので昼食を準備しなければならなかった。
昼食は、千里中央駅周辺や、万博公園やみんぱくのレストランでも食事できるが、経済的余裕のない私は、手作り弁当でしのがねばならない。
10月26日のみんぱくイベントの時と同じメニューで、弁当を作り出かけた。

定刻通り、みんぱくに着いた。
受付場所に集合後、みんぱくの集会場に案内され、その場のくじ引きで5人一組に班分けされた。
参加者は2-30人程いた。
各班に、みんぱくの教員(教授等)や国立新美術館の研究員がついた。
(イメージの力は、初めに東京の国立新美術館で美術展として開催され、同じ内容を現在みんぱくで開催中)
私は、国立新美術館の山田先生の班に入ったが、私以外はすべて女性だった。
先生は、美術作家のレジェとフォートリエ(現在国立国際美術館で特別展を開催中)の研究をしているとのことだ。

その後、先生に案内されて展示物を見て回った。
その中で気になる展示物について、情報カードにコメントを書くが、その時展示番号と、そのものが分かるようにイラストを描く。
イラストを描くのに時間がかかった。

展示場での見学を終えて、各班ごとに集まって集まったカードを整理し、一枚の模造紙に集約した成果を写真入りで作成するのだ。
私の所属する班では、様々な意見が出て、自分の主張を繰り返し粘り強く主張する人も多く、そうした意見に引きずられる形で、みんなのカードをKJ法的に整理する先生のまとめ方も、途中から強い声に押されて変化し、なんとなくイメージの直感だけでまとめるようになった。
ある意味、その中に潜む構造や論理を抽出する男性原理的まとめでなく、様々な感想や思い入れを並記した、感性中心のまとめ方のように感じた。
強い主張をする人たちの考え方には、明白な事実誤認や取り違えやステレオタイプ的思い込みもあった。(例アフリカとオセアニア文化の混同)
しかし、別の側面から見ると、民族学的な議論を横に置いておいて、イメージの共通性や芸術性を考えるのが今回の展示の試みなので、直観的に感性中心にまとめることも、あながち間違っているとは言えないかもしれないし、むしろ積極的に評価してよいのかもしれない、という見方も成立する。

最後に、まとめ上げてポスターにした紙を、各班別に皆の前で発表する。
私の班は全員前に出て、説明した。
私にもコメントを求められたが、それぞれの意見が多くて、まとまりにくかったというようなことしか言えなかった。

この催しが終わった時は、5時を過ぎていて、日は暮れていた。
帰りは、偶然、この催しに参加していた知人と一緒に梅田まで帰った。
その後、いつもの駅前のファストフードに寄り、お茶を飲んで帰宅した。
コメント