先日、「大学教授がインターネットのツイッターに「セシウムまみれの水田で米を作る行為はサリンを作ったオウム真理教と同じ」などといった内容の投稿を繰り返し、大学が繰り返しそのことについて注意をしても投稿をやめなかったので、農家などへの配慮を欠く発言だとして、教授を訓告処分にした」という内容のニュースが流れていた。
処分を受けた本人は、「暴言であることは認める。しかし、こうした暴言で強制的に伝えなければならないほど事態は深刻だ」と、主張しているという。(NHKニュースより。)
このような暴言の類は、よく見受けられる。
相手の立場に立って考える事が出来ないようだ。
まず、対象農家は明らかに原発被害者である。
しかも、農家は行政の指示に従って動いていて、福島県では安全宣言を出していた。
第一農家が、セシウム汚染を知ったのは、収穫米の検査を受けてからである。
その意味で農家に責任は全く無い。
教授が指摘したオウムは、不特定多数の人を殺害する目的で、最初からサリンを意図して製造していて、農家の状況とは比較・比喩する要素は全く無い事は明白だ。
詳しい情報が無いので断言できないが、もし、このような基本的な事実関係さえ思い至らなかったとすれば、大学教授としての資質が問われる問題だと思う。
報道情報から見る限り、その主張は根拠無き誹謗中傷に見える。
法的には、たとえ事実であっても、本人の名誉を傷つける行為は名誉毀損に触れる場合があるといわれるが、今回の場合、農家の名誉を傷つけたことは間違いないであろう。
真理を探究する大学にとって、真理に基づかずに誹謗中傷を行い、自分の思い込みだけで社会的常識を著しく逸脱した行動をとる教育者を、今後どのように指導し処遇するかは、大学の見識が問われる問題でもある。(社会に迎合しすぎるのも問題で、御用学者は論外。)
同時に、教授の主張する深刻な事態は、この問題とは別に、教授の主張が事実かどうか学術的に提示し、分りやすく国民に提示することも必要と思う。
参考 名誉毀損(ウイキペディアリンク)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%AA%89%E6%AF%80%E6%90%8D
処分を受けた本人は、「暴言であることは認める。しかし、こうした暴言で強制的に伝えなければならないほど事態は深刻だ」と、主張しているという。(NHKニュースより。)
このような暴言の類は、よく見受けられる。
相手の立場に立って考える事が出来ないようだ。
まず、対象農家は明らかに原発被害者である。
しかも、農家は行政の指示に従って動いていて、福島県では安全宣言を出していた。
第一農家が、セシウム汚染を知ったのは、収穫米の検査を受けてからである。
その意味で農家に責任は全く無い。
教授が指摘したオウムは、不特定多数の人を殺害する目的で、最初からサリンを意図して製造していて、農家の状況とは比較・比喩する要素は全く無い事は明白だ。
詳しい情報が無いので断言できないが、もし、このような基本的な事実関係さえ思い至らなかったとすれば、大学教授としての資質が問われる問題だと思う。
報道情報から見る限り、その主張は根拠無き誹謗中傷に見える。
法的には、たとえ事実であっても、本人の名誉を傷つける行為は名誉毀損に触れる場合があるといわれるが、今回の場合、農家の名誉を傷つけたことは間違いないであろう。
真理を探究する大学にとって、真理に基づかずに誹謗中傷を行い、自分の思い込みだけで社会的常識を著しく逸脱した行動をとる教育者を、今後どのように指導し処遇するかは、大学の見識が問われる問題でもある。(社会に迎合しすぎるのも問題で、御用学者は論外。)
同時に、教授の主張する深刻な事態は、この問題とは別に、教授の主張が事実かどうか学術的に提示し、分りやすく国民に提示することも必要と思う。
参考 名誉毀損(ウイキペディアリンク)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%AA%89%E6%AF%80%E6%90%8D