散歩者goo 

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民主党の権力闘争

2011年12月25日 23時25分04秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
NHKスペシャル「証言ドキュメント 永田町 権力の漂流」は、ドロドロしたものを見たくないと思いながら、我々国民が知らなかった政治家の内幕を、菅・鳩山・小沢始め民主党当事者の証言でのみならず、自民党の関係者も含めた証言で見事にその裏事情を引き出していて、その面白さに引かれて観てしまった。

総選挙で圧勝し政権交代を果たした民主党のトロイカ体制は、政権奪取後崩れた。
その後、脱官僚とか様々な案件がやマニフェストが破られていった。
小沢氏が幹事長になると、陳情窓口を幹事長室に一本化し、陳情の査定を行い、それをバックに国民の声と称し、予算に口出しするほどの強い実質的権力を手にした。

この番組を見て、そこには党内野党でもある小沢氏のしたたかな、権力闘争がその根底にあるように見えた。
小沢氏は、国民ためと口癖のように言いながら、権力闘争のためなら、自民党も利用する。
菅政権の内閣不信任案のときは、自民党の森氏と話が出来上がっていたという。

ところが、万一不信任案を可決されると当時の菅総理は国会を解散する可能性があったので、それに危機感を持った人物が、文書を作り鳩山・菅の間を取り持ち、菅総理に党の代議士会で(「一定の目途が付けば辞任する」という)表明をさせ内閣不信任案は否決された。

そのとき、その文書の根回しをした2人が鳩山氏に言った説明と、菅氏に言った説明と、違っていたという。
菅氏には、辞任の時期が明示されてないことを、強調したという。
したがって、総理の退任時期をめぐり一ヶ月以内にとか、明示されていないとかの話でペテン師騒動まで発展したが、ペテン師でもなんでもなかったということになる。

その他たくさんの関係者や本人の証言で、様々な出来事の裏が語られていたが、全体をつうじた印象では、権力闘争を戦略的に仕掛けているのは、小沢氏が圧倒的に多いように見える。
それだけ権力闘争したいのなら、我々から見ると、小沢氏は離党して新党を作ればよいのにと思う。

菅・小沢・鳩山が最後の方で語った下記のような意味の言葉が、それぞれの性格を現しているようで印象的だ。
菅 : 十年後の国民の評価   (野田政権に引き継いだ政策を見据えている。原発や消費税)
鳩山: 3年で3人の首相交代  (自分の作った党の国民の評価を気にしている?)
小沢: 歌を忘れたカナリヤ   (国民=派閥や支持者?の歌)

番組の最後に新しい流れとして地域政党の台頭が語られ、橋下氏の顔が映っていたのも象徴的だ。
橋下氏は、小沢氏や渡辺氏に接近している。
ほとんどのマスコミは、橋下氏の活動の詳細を検証していないし、基本的に好意的である。
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原発事故発生時の対応の真実

2011年12月25日 21時11分21秒 | 注目ニュース・短感(ニュースおよび短評・感想)
少し前にNHKが原発事故発生当時の状況をドキュメンタリーで再現していた。
特に原発内部の状況を中心に再現していたように思った。

今日はTBSが、東電や政府機関や官邸の動きを再現していた。

それらのドキュメンタリーは、まだまだ概要に過ぎないのではないか。
もっと詳細に資料をつき合わせて、正確な事態を再現すべきだと思う。

例えば、ベントに関しても、全員退避問題にしても、東電側の主張と官邸にいた人達の主張と違う。
ただ、分ってきたこともいくつかある。

ベントの遅れは、高い放射能で短時間しか作業が出来なかったことと、電源喪失のため明かりが無い上、操作マニュアルもなく、手探り状態での作業だったことによる。
官邸には、詳細な情報がほとんど上がっていなかった。(情報隠しする情報は、持っていなかった。)
原子炉一号炉の爆発事故も、官邸はその状況すらTVで知った。
ところが、東電側には現場を映し出しているモニターがあった。
官邸に上がってくる情報は、原子力安全保安院、や東電のバラバラな意見しか上がっていなかった。
総理には、事故対応についての専門的で具体的なアドバイスが上がっていなかった。
総理は、組織の動かし方に経験が乏しく、感情的になりすぎたり、マネジメントの方法に問題があったのかもしれない。
マネジメントが、適切に行われていない為、情報が適切に関連のある部門にも伝わっていなかった。
具体的に的確なアドバイスが上がってこない為、官邸執務室で総理自信が原発事故対応に関する聞き取りや調査検討を行っていた。言い換えれば、仕事を抱え込むという状態ではなかったか?

我々は、このようなことは、報道でしか知りえない。
その意味で、今後の危機管理の参考にするためにも、もっと多くの情報を集め、東電や官邸や経産省や自衛隊・消防の動きの正確な原発事故対応の実態を時系列で明らかにすべきだろう。

ただ、これが明らかになったからといって、原発の可否に関しては影響は無いだろうが。
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日記111224(ブログ書き)

2011年12月25日 11時13分21秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日は、日中外に出ることはなく、夜に銭湯に行ったのが、唯一の外出だった。
ブログの執筆の為、ほとんどの時間調査をしていた。
そのブログが、12月24日の夜8時に投稿した「二日酔い対策」だ。

実は今も「二日酔い対策」の記事の追加をしていた。
タイトルも投稿時は「二日酔い対策を調査した」であったが、きょう(12月25日)現在のタイトルに変更した。
今朝も、投稿記事を読み直し、二日酔い予防が不足していたり、新たな情報を見つけたので追加したりしていた。
そのため、この日記も、9時代には投稿する予定だったが、随分遅れた。

昨日は、家にこもって室温10度の部屋で(今は9度)クリスマスイブに一人でブログを書くという、なんとなく感じた寂しさを、遅い夕食後に走り書きし、夜11時過ぎに投稿したものだ。
その後、急いで銭湯に行く準備をし、自転車で銭湯まで走った。
銭湯では、ゆっくりと湯船に浸かり温まった。
(このように書くと、物悲しく見えるが、実態は違う。
すぐにしなければならない三食分の調理・十数食分の炊飯と小分け・洗濯、今年賀状(まだ購入していない)の制作や、食材買出しや、たまったレシートの記帳をどうしようかと、頭が一杯だし、本も読みたいし、プールも行きたいし、大掃除<不用品がたくさんあるのを片づけ処分する>もしなければと、どれを優先しどの時間を削るか、やることが多くあり今書きながら、悩んでいる。)
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12月24日(土)のつぶやき

2011年12月25日 01時32分58秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
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二日酔い対策を調査した。 http://t.co/j5Hgvuig
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クリスマスイブと孤独 http://t.co/UYg5318t
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