教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

最近の研究活動状況

2010年11月16日 23時56分22秒 | Weblog

 余裕がまったくなさすぎて、1ヶ月近く放置してました。もうしばらくこんな感じが続きそうです。

 こんな情況でも、本ブログには、毎日60名~110名程度、訪れてくださいます。なんだか申し訳ないので、ここで話せそうなことを少しだけ。

 現在、校務の間を縫いながら、中国四国教育学会62回大会の発表準備をしています。11月20日に香川大学で発表ですが、この数日まったく取り組めていません…(汗) 発表題目は「明治20年代初頭の大日本教育会における教師論」です。2年前に発表した「明治10年代後半の大日本教育会における教師論―不況期において小学校教員に求められた意識と態度」の続編です。何とか完成の見通しは立ちました。研究した甲斐はあったな、と言えそうな気はしています。発表までにどこまで内容を充実させられるか、それが問題。

 それから、12月1日発行予定の本学紀要に、拙稿が掲載される予定です。全国地方教育史学会で発表した内容「明治30年代初頭の鳥取県倉吉における教員の問題意識」を活字化したものです。

 先日、上に報告するために昨年11月から本年10月までの研究業績を整理したところ、なんだかとんでもない量になっていました。毎日毎月忙しくて苦しいな、と思っていたのですが、校務が忙しい上にこんなに研究していたら、そりゃ苦しいわ、と自分で納得しています(笑)。自分に課した研究ノルマの上に、頼まれ仕事や、新規受け持ちの授業テキスト作りなどが積み上がったのが原因の様子。まあ、自分の知識・力量を向上する機会には確実になっているし、知り合いや学会・社会へ多少は貢献しているんじゃないかと思うので、不満はないですけどね。

コメント
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