老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

新しい年号

2019年04月01日 22時13分48秒 | その他
(新年号の決定に敬意を払い、今日2本目の書き込みです)

 5月から始まる新しい年号が決まりましたね・・・令和(レイワ)

 最初は戸惑いと違和感を覚えるかも知れませんが、年号は単なる記号のようなものだと思っていますし、その内に慣れてくるでしょう。
それにしても、「安普」とかいう無粋な名前にならなかっただけでも良しとしましょう。

 このパソコンで「REIWA」と入れて変換すると、最初は「零羽」となりましたが、その内に「令和」が最優先で出てくることになるのでしょう。

 余り聞きなれない言葉なので、今日は『令』という字を検索した人が多いと思います。
 私もその一人ですが、漢字ペディアでは、令(レイ)としては、
①いいつける。命じる。いいつけ。「令状」「命令」
②のり。きまり。おきて。「訓令」「法令」
③おさ。長官。「県令」
④よい。りっぱな。「令色」「令名」
⑤他人の親族に対する敬称。「令室」「令嬢」
とありました。

 やはり、少し固い感じの言葉ですが、④とか⑤のような意味もありますし、相手に敬意を払って和やかな世の中になれば良いですね…(まさ)

ベトナムへの旅  南部② ~ホーチミン(サイゴン)市内・郊外~

2019年04月01日 20時25分39秒 | 旅行/色々な風景
 ある意味では、今回の旅行の主目的は、この町サイゴンでもあったと思います。

 恐らくツレアイと一緒にする最後の海外旅行になる可能性が大きい今回の旅行先にベトナムを選んだのは、私が社会人となって貿易の仕事を始めた時から結び付きのあるサイゴンは私にとって非常に縁のある町ですし、以前に一度だけ来たのがベトナム戦争で1975年4月にベトナムが陥落する数ヶ月目の戦争の雰囲気が強い時期で、得意先訪問だけが精一杯で、街の様子を見るような余裕は全くなく、最近特に近代化が著しいベトナムの代表都市としてのサイゴンの様子を是非ともこの目で見たいと思ったからです。

 ダナンから着いた空港は以前と同じく市内から非常に近い立地でした。
違っていたのは、以前に来た時は夜になってからの到着だったので灯火管制下で空港も所々に薄明かりのある程度でしたし、空港からはリムジンというよりは乗り合いバスと思われるようなバスに乗りこんで、真っ暗な道路を心細い思いをしながら、名前だけを聞いていた市内のホテルに向ったのですが、今回は夕方でしたが煌々とした明かりに包まれた空港で、市内に向う道も明るくてオートバイなどの騒音に包まれ、更に旧暦の正月のい終りとあってか、市内のメイン道路は賑やかな電飾に包まれ、大阪でも見ないような高層ビルがあることでした。

 微かに記憶に残っている45年近くも前の面影など全く残っていない新しい街ですが、フランス時代の面影を感じさせる洒落た建物が残り、市内も非常に活況があり、今まで回ってきた北部や中部と比べて、何となく自由な雰囲気が感じられました。

 ホテルが中心部にあり、到着した夜の夕食後に近くを散策し、ライトアップされた人民委員会庁舎(元のサイゴン市役所)や、近くのタイムズ・スクエア・サイゴンやピテクスコ・フィナンシャル・タワーなどの超高層ビルの明かりと共に、道路の正月用の電飾を楽しみました。

 その後、ホテルの部屋の窓から満月を楽しみましたが、ベトナムの正月は旧暦の1日から満月までの様で、翌日には道路の電飾などは消されると共に、街中の正月飾りも撤去作業が進んでいて、間一髪で正月の雰囲気が味わえたというところでした。

 市内では、フランスの影響が強く感じられる有名なサイゴン大聖堂中央郵便局と共に、戦車が門扉を打ち破って敷地に突入するサイゴン陥落の象徴的な映像で有名なかっての大統領官邸(現在では、統一会堂と呼ばれています)や、直ぐ近くにある戦争証跡博物館などを見学しました。


 以上、11日間に亘るベトナム旅行が何とか無事に終わり、成田経由で帰国しました。
しかし、2月22日のこのブログに書き込んだ様に、最後に大きなヘマをやらかしました。
無事に帰国した安心感からなのか、成田から羽田に向かうリムジンバスの網棚に大事な荷物を置き忘れ、お陰で大阪への飛行機を3便も乗遅らすことになってしまいました。
 
 正に、良く言われるように“自宅に着くまでは、旅は終わっていない”という事を身に浸みて感じた旅行でした。
 
 また、この時期は確定申告や色々な手続き事項があると共に、偶然ですが我が家のリフォームも重なって、沢山撮りすぎた写真の整理が中々進まず、このベトナム旅行の最終的な報告が帰国後1ヶ月も経過してからとなってしましましたが、最後の旅行写真をお届けします。(まさ)

<サイゴン市内の風景>

グエンフェ通りの正月飾り

ホーチミン市人民委員会庁舎(旧、サイゴン市役所)

タイムズ・スクエア・サイゴンの夜景

同上

ピテクスコ・フィナンシャル・タワーの夜景

同上 昼間の風景

月齢15.3のお月さん

オートバイはここでも主役です(昼)

これは夜でも同じです(夜)

ホテル前の通りで見かけた花

同上

ベンタン市場

市民劇場

<サイゴン大聖堂>

全景

<中央郵便局>

外観

内部のドーム型天井

<統一会堂(旧、大統領官邸)>

全景

脱出用ヘリコプター

プルメリアも開花

<戦争証跡博物館>

なつかしい「ベ平連」の旗

アルゼンチンの少女が書いた有名なポスター

<郊外>

少し郊外に出ると、このような水田が多く、やはり水田の真中に墓地があります

クチ近くでは、ゴムのプランテーションもありました