老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

高齢者への余命宣告

2017年08月17日 19時59分30秒 | 高齢化社会での生活・終括・社会保障など
 淡路に居る義父は今年2月に、今まではディサービスなどで世話になっていた介護施設に入所していましたが、4月中旬に急に体調を崩して県立の医療センターで検査結果「悪性リンパ腫」との診断を受け緊急入院をしました。

 その時には、“転移もしているので、余命1ヶ月程度”との宣告を受けたので、周りも最悪の覚悟をしていたのですが、幸いにもその後持ち直して少し痩せたものの元気を取り戻し、1ヶ月余りで民間の病院に転院しました。

 ここでも、体調はあまり変化なく、入院生活の単調さに疲れた様な感じがするので、医師や元入所していた介護施設側とも相談の上で、お盆前に介護施設に戻ることにしました。

 本人の認知症はその間少し進行している様に感じたのですが、介護施設に戻る時には職員の方が暖かく迎えて下さり、他の入居者の顔も少しは覚えていたようで、涙もろくなった顔をくしゃくしゃにしながらもホッとしたような印象でした。

 周囲の人にも色々と聞いてみると、“余命〇ヶ月”と宣告を受けた後に、結構長生きする高齢者が多いようで、高齢になるとガン等の進行が遅くなる傾向があると共に、医師はやはり少し短めの余命期間を宣告する傾向もあるようです。

 余命宣告をされたご家族の方は大変でしょうが、少しでも希望を持って接してあげて下さい。(まさ)