老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

やはり地震の予知は難しそう ⇒ 「大震法」の見直し必至 

2017年08月28日 20時23分34秒 | その他
 中央防災会議の有識者会議は8月25日に、予てから検討中の南海トラフ巨大地震の対策強化に向けた報告書をまとめましたが、その中で“確度の高い予測は困難”としているようです。
如何に私たちの科学が進歩したと思っていても、私たちを取り巻く自然環境の正確な予測もできないというのが、現在の正直な段階だと思います。

 そうなると、今まで大地震への対策の基本とされていた、“観測で巨大地震の前兆を掴んで、事前避難や交通機関への運行停止要請などを行う”という『大規模地震対策特別措置法(大震法)』の見直しが避けられなくなるでしょう。

 地震予知が難しいとなると、この法律そのものの存在基盤がなくなることになり、現在の科学技術では地震予知は難不可能ということで、近い将来に発生が危惧されている南海トラフ地震への対策の見直しが必要になりそうですし、各地の原発でも大規模な地震(これに伴う津波なども…)が予知なしに突然にやってくることを前提にした対応が必要とされるでしょう。(まさ)