老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

ニュー・シネマ・パラダイスの世界へ   (現地 5日23時頃)

2024年06月06日 06時08分32秒 | 旅行/色々な風景

 今日は、私にとってはこのツアーの最大の目的とでもいえる大好きな映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のロケ現場でした。

 ロケ地は、パレルモから1時間半ほど南部の山中にあるパラッツォ・アドリアーノという小さな町。

 先ずはこじんまりとした博物館に入り、映画のシーンや当時の撮影模様などを見ましたが、パンフレットにも使われていた自転車も置かれていました。

 その後、撮影現場になった、町の中心のウンベルト広場に・・・

 映画の中で舞台となった映画館は炎上してしまうのですが、この映画館だけが撮影時に建てられたセットで、主要な場面はすべてこの町にあったものがそのまま使用されたとの由でした。

 因みに、映画館内部の撮影は同じくこの村にあり使われていなかった教会内部が使用されたようです。

 この映画では、大きな壁に映画を映し、それを水上から見る場面もあるので、てっきり水辺でのロケかと思っていたので、このような山中とは思いもしなかったので、その旨を話すと、今回の現地ガイドさんが非常に映画好きな人で、後で行く海辺の町チェファルーで、そのシーンを撮った場所があるので案内しますとのことで、ゆっくりとみることもできました。

 またこのガイドさんが、モリコーネの音楽映画の録音したものを持参してきてバスの中で流してくれたり、正に思いもよらぬ「ニュー・シネマ・パラダイス」にどっぷり浸かった期待以上に充実した至福の1日でした。

 今日はミラッツオという港町泊まりで、」明日は早朝からエオリエ諸島に出かけます。(まさ)

パラッツォ・アドリアーノはこのような山中にあります

ニュー・シネマ・パラダイス博物館
パンフレット

自転車


ウンベルト広場 (昨日迄別に映画の撮影があったようで、石畳の広場は砂で覆われていましたが、今日から撤去が始まっていました)

同上 左手の空間部に映画館のセットが建てられたようです

この坂道の中ほどにある教会内で、映画館内部の撮影が行われたようです。


チェファルーの町  昼食をとり、左側に見える大聖堂にも行きました。

海沿いにある倉庫のような建物。左の大きな壁が「ニュー・シネマ・パラダイス」の中で、屋外映画が放映された壁です

同上