四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

緊急事態で専決処分するから議会に事前説明不要。黒川検事長のかけ麻雀レートは点ピンと国会で答弁あり得ない。オリンピックそろそろ中止に・・・。

2020-05-23 19:13:03 | 日記

●昨日投稿した「専決処分」について、いくつかコメントをいただきました。専決処分に対する私の基本姿勢は、以下のものです。法179条で、長が専決処分できるのは、①議会がない。②議会が機能していない(議決しない)。③議会を開く暇がないが主なものです。そういう場合緊急に処理しなければならない長に与えられた専権事項です。したがって、専決処分をするにあたって、議会に事前に説明する必要はないと認識しています。説明する時間があるなら、臨時会を開けばいい。処分後開催された議会に承認を求めればいいのです。しかも、議会が不承認であっても、その効力を失うことはありません。したがって、長は、慎重に対応すべきと私は認識しています。

●黒川検事長(辞職)のかけ麻雀ですが、昨日の衆議院法務委員会で、山尾議員のかけのレートの質問に、法務省の刑事局長「点ピン(1000点100円)。高額でない。社会通念」と答弁されていました。警察が摘発の基準と言うことですが、こういう答弁が国会で行われることに驚きです。かけ麻雀を行ったのは、現職の検事長です。100円の切符をごまかして解雇された駅員が確かいました。交番の警察官がうっかり拾得物の金銭を失くして懲戒されています。黒川検事長は訓告で退職金満額。財務省(国税庁長官)の佐川氏も満額だったかな…官僚天国と言われます。よわったな…。

●東京オリンピックですが、かなり難しくなってきたようです。コーツ調整委員長は22日までにオーストラリアのメディアに再延期は困難とした上で、ことし10月が判断の重要な時期になると述べた。との報道があります。一般論として、コロナウイルス感染症は世界的にワクチンが普及し、その環境が整わないと困難である意見は多いようです。アスリートも、練習環境や選考競技大会が整わないと、現実的には希望が持てないと思います。

●JOCの理事の山口香氏は、コロナ感染が拡大し始めた3月20日、東京五輪延期を提言、波紋を広げましたが、また、「『誰もが五輪が好き』はおごりと言っていい」とも発言しています。コロナ禍の終息が見えない中で年間数千億円の準備費用を増額させることへの批判は出るのではないでしょうか。2022年の冬季五輪との開催案もありますが、私はきっぱりと中止にし、コロナとの共生に向けた次の社会の構築に向かった方がいいように思いますが…。

●それにしても、毎日、毎夕、自分がコロナに感染したらどうしようと、そんな心配しながらのコロナ自粛。これからいつまで続くのかな…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ禍の中で、議会はどう対応すべきか?専決処分(長が議会を経ないで決める)多発、傍聴禁止、質問制限など

2020-05-22 19:55:37 | 日記

●ブログを休んでいた1カ月半は、コロナ感染拡大で全国的に混乱と混迷の日々でした。SNSを見ていると、その時その瞬間の情報がリアルタイムに提供され、フェークも多く、うっかりすると大やけどをするな…と思いながら見ています。自分は、地方議会の議員ですから、コロナ問題で地方議会や自治体の対応に興味がありました。感じたことを一つ二つ述べてみます。

●まず、コロナ対策に予算の「専決処分」が多発していることに、議員が議会で質疑することを求めているケースがかなります。専決処分とは、本来議会が議決しなければならい条例や予算・決算等を、議会の議決に付さないで長が決めることです。随分前になりますが、鹿児島県阿久根市長が議会を招集しないで次々と専決処分し、大きな話題になったことがありました。専決処分を多発すれば議会軽視、議会不要でも、地方公共団体は運営できることになります。このことに「異」を唱えています。私は、当然の疑問と思います。

●一方、いわゆる市長与党という議員集団が、これを容認し、議会・議員の権能を議員自ら制限・放棄?しているケースが見受けられます。北本市議会でも、コロナ休会とか、一般質問の取り下げ、傍聴の自粛要請などを3月議会で行いました。ところが、議会傍聴を禁止という報道が散見されていますが、議会傍聴の「禁止」はできません。なぜか、地方自治法で「議会を公開する」と規定され、非公開は「秘密会」を議決したときだけです。えっ!法令違反が行われているの?「コロナ禍」だという理由で法令違反が許されるのでしょうか。地方議会の事務局がしっかりしなければなりません。北本市議会の事務局はしっかりしています…。

●一般質問や質疑の回数を制限し、時間を短縮するところも増えています。これは議会に与えられている「自律権」の範囲で、議会で決めればいいのですが、憲法で地方議会の議員は、議事機関の構成員ですから、執行部に配慮し過ぎてこういうことをすることには、慎重であるべきでしょうね。なぜなら、自己否定につながりますから…。長と議会は車の両輪でなく、ましてや長の付属機関でも、家来でもありません。執行機関と議事機関という双方が独立した対等の機関ですから、考えや判断が異なることがあるのは、正常なものです。「忖度」ということばがよく聞かれますが、地方議会が、長に「忖度」しなければならないなら、私は「議員辞めますか?」それとも「逆らいますか?」と言われたら、はっきりと「逆らいます」と答えます。

●一般質問の時間や人数制限する傾向があります。主張している議員の声を聴いていると、職員がヒアリング(質問主旨の聴き取り)などで業務に支障をきたす。ということですが、私の場合は、うるさいから来るな。通告書に具体的に詳しく記載しているのからそれで答弁してくださいと言います。ヒアリングはいりません。一般質問、執行部が毎日毎日考えていると、仕事していることを質問するのだから…。過去の実績や数字(データ)を用いた質問は最初から請求・公表しておけばいい。いい答弁なんていうお世辞のような答弁はいりません。コロナ禍は、これまで(戦後)の危機の中でも特出しています。対応の難しさ、緊急性も並外れています。まさに戦時です。そうだとしても、先の大戦と同じように「国会(政治)」も「報道機関」、「地域」も一緒になって冷静さを失い、「コロナが通る」では如何でしょうか…。

●まもなく、首都圏も緊急事態が解除されそうな状況です。しかし、解除されても、元の状態になることはありません。この緊急事態の中で経験したことを踏まえ、コロナウイルスをコントロールする「自分流のライフスタイル」を実践することが必要ではないでしょうか。私は「コロナ」を理由に、議会の権能を制限するつもりはありません。検事長が、かけ麻雀で辞職。布マスク(アベノマスク)に400億円。総理が弁護士有志に公選法違反で告発。検査ができない、救急病院が見つからないで重症化し死亡した事例。コロナ禍でコロナより怖いことが起きています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ再開二日目。言葉が詰まる「うーん」と・・・。これから調子が出るかな。コロナ禍で社会は変わる。生活が変わる。

2020-05-21 21:20:41 | 日記

●ブログ再開二日目ですが、何か違和感があり、言葉が出てくるのに「うーん」と考える時間が増えています。それにしてもコロナ禍は、どこへどう展開していくのか想像がつきませんね。ポストコロナということばを聴くことが増えてきましたが、戦後の社会をも大きく変える、そんな気持ちを強くしています。

●今日政府は、関西圏の2府1県(大阪・京都・兵庫)の緊急事態宣言を介助しました。約一か月半の自粛を耐えて・・・しかし解除されたからと言って元の日常が戻ってきたわけではありません。高校野球が春の大会に続いて夏の大会も中止になりました。スポーツ大会は、もうしばらくこの状態が続くのでしょうか。大相撲も先が見えません。

●特に経済活動の停滞は、今後の社会の維持に危機的状況になっています。世界的な傾向なのでしょうが、もっともはや感染拡大をし、世界に感染を広げるきっかけをつくったと言われる中国が、いち早く経済活動を再開したのはなんともやり切れませんね。アメリカ大統領のトランプが、中国とWHOを言葉強く非難しているが、わからんわけでもない・・・中国は当初感染力が弱いというコメントを出し、WHOも追認していたと記憶しています。

●日本も、安倍総理はオリンピックと習近平の国賓のことがあり、コロナ対策に積極的ではなかった。そのうえインバウンドへの期待が、中国観光客が来日しさっぽろ雪まつりで北海道は感染が広がりました。小池東京都知事は、いまはコロナ問題の時の人ですが、オリンピックが延期になるまではコロナ問題には見て見ぬふり状態だったように記憶しています。台湾や香港、そして韓国は先手先手の対策で、都市封鎖(自粛)せずにコロナ禍を最小限で食い止めています。

●これから2年、3年、5年ぐらいのスパーンで、社会は大きく変容するのでしょう。どうなるかは想像つきませんが、木の葉が沈んで、石が浮かぶような様式や価値観が逆転するぐらいの変化かもしれません。なぜか、地震が各地で頻発しています。今大規模地震が来たら、私たちはどう避難するのでしょうか。これまでの避難所で大丈夫でしょうか。先日の臨時会でも、「新型コロナウイルス感染症対策」の要望に、避難所開設の在り方について決議しました。

●とりとめのないことを、思いつくままに書き綴りました。また明日。おやすみなさい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ再開します。竹村さんの訃報の報告です。これまでの反省を生かし、再び自分らしさを失わずに・・・。レポート発行しました。

2020-05-20 21:43:13 | 日記

●ブログ再開します。工藤らしさは失わず、ここまでの反省を生かし、視たまま、聴いたまま、感じたままを投稿します。
3月25日に自分の軽率な投稿で、30日から投稿を謹慎していました。多くの方にご迷惑をかけました。改めてお詫びし二度とこのような軽率な書き込みをしないよう、気を引き締めてまいります。お気づきのことがありましたら、是非ご指摘、ご注意いただきますようお願い申し上げます。

●再開の投稿が、悲しく、悔しく、無念な報告からです。私にとっても、北本市にとってもかけがえのない竹村元宏さんの訃報です。ブログ自粛中の4月22日にご家族に看取られながらご逝去されました。最後にお目にかかったのが4月の上旬でした。お元気に市政についてご意見をいただきました。思い出はたくさんございます。特に私が市長選挙立候補を表明したときには、親身になって心配いただき、応援いただきました。90歳目前だったと思います。温和なしぐさと理路整然とした説明が思い出されます。竹村さんから教えて頂いことを思い起こし、竹村さんがこよなく愛した故郷北本の持続的な発展に向けて、私も精進します。謹んでご冥福を祈ります。(合掌)

●ブログ休止中に、新型コロナアウイルス感染症は拡大し、政府は非常事態宣言をするに至りました。外出の自粛や休業要請で経済社会に大きな混乱混迷が深まり、出口の見えない長期戦になっています。特に派遣などの非正規労働者と個人事業主は経済的に窮地になり、政府や市の救援救済が必要になっています。このような状況を受け、私たち9人の議員が市長に臨時会の開会請求し、昨日19日に行われました。議員報酬(6月支給の一時金含む)を10%6カ月削減する。市長に迅速でかつ確実なコロナ対策を求める決議を議決しました。詳しくは、工藤日出夫議会レポート第163号を掲載しました。ご覧ください。ホームページが読みやすいのでクリックください。

●あえて、再開は尊敬する竹村さんの訃報から書きました。自分に対するこれからの政治活動の基本(思い・目標)にしたいからです。竹村さんの固いご意思の1%ぐらいしか持ち合わせていませんが、100%目指して進みます。これから、焦らずぼちぼち書き込みます。さらなる叱咤激励お待ちしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする