四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

一般質問終わりました。道徳教育の教科化と評価について、市長に「信義誠実の原則」を聞きました。

2017-06-19 20:01:42 | 日記

●自分の一般質問終わりました。教育長との議論は、一つは、「道徳教育の教科化と評価について」です。もう一つは「子どもの健康と生活実態の把握について」でした。道徳教育の教科化について、特に検定教科書を使い評価するが、「言葉で評価」するという国の方針委は、正直心配があります。評価する先生と評価される子どもの信頼関係は絶対的条件です。正式に教科となり評価されることは、これまでのものと違いますし、年数が経っていくに従い評価の在り方も変わっていくでしょう。人間の内面に宿る道徳観がより客観的に評価できるのでしょうか。

●「子どもの健康と生活実態の把握」は、心身の成長にとって不可欠の条件です。特に昨今の「格差・貧困」が叫ばれる世相の中で、子どもの格差・貧困は結果として教育機会の格差につながり、貧困連鎖になります。教育委員会や学校という限られたフィールドから、子ども生活圏広げるよう提案しました。東京都足立区の取り組みがいい事例です。足立区は区長を先頭に「全ての子どもたちが生まれ育った環境に左右されることなく、自分の将来に夢や希望が持てる」地域づくりに取り組んでいます。オール北本で子供の成長を願うまちづくりが、今必要と市長へ提案しました。

●市長に、政治姿勢の基本であろう「信義誠実の原則」について質問しました。市長が議員時代に発行した「まちづくりニュース」で、重要議案の判断基準になっていました。答弁で、まず「政策でないことの質問ですが…」と前置きして、自分の祖父が政治家で、鹿児島出身の明治時代の英傑である、大久保利道が「私心を捨て公約に尽くす」とか、「市民が主役」または、介護保険の改正に向かって等説明し、それが信義誠実の原則ということでした。わけわからん。信義誠実の原則は、民法の基本原則の一つであって、「約束は誠実に履行する」という倫理を超える、法の理念(法理)としたことでしょう。

●市長の答弁はいつも軸がなく、あたりかまわず、思いついたことを並べますから特に驚くことはありません。そしていつもそうですが、この人は本当に議員を12年務めたのかということです。議員の一般質問は、議案に対する質疑と違い、市政全般にわたって質問することが特色です。市長の政治姿勢については、基本中の基本です。それに対し、「政策でない質問云々(デンデンではない)…」という答弁は、この人本当に議員を経験したのかと不思議に思うわけです。とにかく自分に都合悪い質問だと、こういういい方します。かわす、逃げる、の一手です。今日は、攻めが甘かった。それでは次は、骨太の「政策論争」するか。

●財政のプロと言っていたので、「財政に」について議論したが、ほとんどが「工藤議員のおっしゃる通りで…」との答弁ですが、「わるいけど、市長と同じではありません」よ。自分の基軸のない人ですから、政策論争すると、質問している議員と「同じです…」という「抱き付き」答弁になります。過度のクリンチワークは減点の対象です。明日は滝瀬議員と諏訪議員です。じっくり聞いて居よっと。

コメント (1)
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