四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

百条委員会設置の請願総務委員会で不採択。これでは疑義が隠蔽される

2014-12-05 20:53:07 | 日記

●昨日まで委員会審査があり、今日は事務休会です。昨日の、総務文教常任委員会は、百条委員会設置の請願始め3件の請願。中学2年生600人をオーストラリアへホームスティ派遣する基金条例と予算、体育センター等の指定管理の議案が審査されました。百条委員会設置の請願は、1280人の請願人が提出しました。請願人を代表して三宮幸雄氏が参考人出席し、委員の質疑に答弁しました。地方自治法第98条(議会による検査)で十分ではないかという質疑がありました。請願人は、98条では、すでに異動・退職・県に帰任した職員から聴取することは出来ない。また業者からも聴取したい。百条委員会なら、1級建築士や弁護士などの専門家スタッフを議会に揃え、議会の権能を高めることができると答弁されましたが、平成会や公明党、無会派の会の委員の理解を得ることができず、民主北本と共産の二人の賛成で、不採択になりました。

●他に、南部地域の自治会長さん等が提出した「新駅を第5次総合振興計画に位置づけてください」という請願と「新駅に関する特別委員会等を議会に設置し、住民投票の総括等を議論してください」という請願も不採択になりました。5次総振に入れるかどうかは、最後は政治判断ですが、住民の要望は議会として聞くべきだと考えます。不採択はないでしょう。一部採択とかの方法もあるわけですから…。特別委員会の設置もしかりです。議会が住民投票条例を議決し、住民投票が行われました。期成会への補助金を決めたのも議会です。反対の多さに、たじろぐ気持ちは分からんわけではありませんが、やがて議員の任期が切れる議会は、「総括」しないで、住民の審判を受けることができるのか。住民にどう説明するのか…。大丈夫か!北本市議会。ここまで書くとまた何か言われるか…

●中学生600人のホームスティ事業は、質疑が一回りしたところで、更に慎重な審査が必要ということで、会期内の継続審査としました。一般質問最終日12月11日、一般質問終了後に再開し、審査します。この間の質疑を聞いていると、積極的に賛成の考えは無く、税金の使い方、優先順位に厳しい指摘が多くありました。私はこの600人全員を短期間(5日程度)の事業に、これだけの事業費は、本市の財政力からいいっても「ムリ」だと考えています。もっと子供の夢や未来への可能性に投資する「子ども夢・みらい基金」(仮称)のような性格のものにすればいいように考えています。

月曜日から一般質問です。私は10日午後の3番目です。

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