四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

今年最後の駅立ち、議会報告会終わりました。さあ来年は・・・

2014-12-27 21:35:53 | 日記

●昨日26日金曜日。今年の駅立ちを無事終了しました。寒風の中を仕事や学校向かう人々に、心からご苦労さまと声をかけさせていただきました。寒いのご苦労さんと言葉を返していただき、恐縮しています。新年は、仕事始めの5日の朝から戦闘開始です。

●今日、文化センターで「第48回工藤日出夫議会報告会」を開催しました。暮れの押し詰まったこの日にもかかわらず、40人弱の人に集まってもらい、ご意見もいただきました。自治会のことや、子育てのこと、人口減少など多岐にわたったご意見を交換しました。最後に、来年の選挙について、市の政治を変えようという言葉がありました。この間、いろいろな方から言われることがあります。どこかで心の整理が必要なのでしょう。

●今朝の毎日新聞の朝刊一面に、「望郷と孤独30年」一極社会、東京と地方という特集記事がありました。読んで感じたことは、明日はわが身でわが子のことです。戦後の発展、繁栄は何であったのか。高度経済成長を支えるために東京に集中し、幸せの未来図が「望郷と孤独の30年」であったわけでないでしょう。人口問題一つ、国は政策のミスリードをしてきたのではないか。高齢社会が言われたのは、高度成長時代の70年代です。予測できたのに、この40年対症療法的施策はあるが、抜本的な有効策はうてませんでした。

●こういう中での地方自治体の仕事は、子ども・若者支援と高齢者対策が政策の両輪ではないでしょうか。人生最後のときを、贅沢である必要はありませんが、孤独・孤立であってはなりません。いま現代社会の重要課題は、孤立・孤独と貧困です。ここでいう貧困は、経済的な貧困だけでなく、孤立・孤独による心の貧困です。この二つの貧困は、社会不安を助長し、不安定な社会を作ります。まさに基礎自治体の仕事であるように思っています。地域防犯活動で犯罪が減っているが、実はその裏で新しい社会不安を引き起こす要因を、無意識の内に作り出しています。基礎自治体の仕事は、地に足を着けた「地味」なものかもしれません。まもなく除夜の鐘が響きます。

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