四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

今日は倉庫の整理。生涯学習関係や地方自治、マーケティング論等の書物捨てます。身を切るつらさです(涙)

2020-05-30 20:02:19 | 日記

●今日は、緊急事態解除後初めての週末。夕方のテレビニュースを見る限り、ほどほどの人の戻りのようです。北九州市ではここ数日感染者が増えて、第2波と警戒を強めているようです。今コロナウイルスがいなくなっているわけではないので、感染者は出てくると考えられています。韓国でもクラスターが発生し、一気に緊張が高まっています。以前注意が必要と言うことのようです。しかし、コロナは「透明」ですので、誰もが感染する可能性があり、明日は自分が…と言うことは避けられません。

●何年も前から女房に、倉庫を片付けるように言われていましたが、一念発起して今日午前中に捨てるものを整理しました。なかなか踏ん切りがつかなかったのが、これまで読んだ書物です。生涯学習やまちづくり、地域経済や地方自治、地方教育行政、マーケティング論、社会調査論など、乱読と言うか、資料として活用したものです。一冊一冊目を通すと又捨てられなくなるので、整理しました。ドラッカーや梅原猛、船井幸雄、生涯学習では岡本包治氏や朝比奈博氏の本は、あの世にもっていこうとそっと除いています。

●この本類が焼却されたとき、自分の、生涯学習まちづくりの実践的研究者としての歴史に幕を下ろしたことになります。1970年に生涯教育(lifelong(integrated)education)に出会い、すっかりこの理念に魅せられ、80年代から90年代にかけて全国の生涯学習振興に関わってきました。楽しい時代でした。革新的でした。国際化、自由化、地方分権化と社会が大きく変わる中で、生涯学習という理念はまさに未完のままであるように思います。今、コロナ禍の中で、「ポストコロナ」が模索されていますが、そのポイントは、ドラッカーが生前よく口にした「education(教育)」から「learning(学習)」への転換ではないでしょうか。

●lifelong learning。自己実現のために必要な学習を、自から主体的に手段方法を選択し、生涯を通じて学び続ける中で、新しい自分らいい人生をきりひらいていく。政治や行政はそれを応援する。自分は、北本市に移住し社会教育委員を拝命したときに委員長だった、岡本枩治さんにいろいろ教えていただいた。「見る」と「観る」と「視る」はどう違うと考えるとの問答は、今でも私に沁みついています。世の中での出来事、出された議案、社会調査での分析には…。朝比奈博には、「起きて半畳寝て一畳、天下とってもニ合半」人間の欲望は限りないが、最後はここで生活する覚悟を持てば、怖いものはないと。

●実践的研究者には幕を下ろしたが、自分の生涯学習の旅はまだまだ続きます。さあ、一丁、やってやるか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日は78回目の誕生日。光... | トップ | 今日は例月出納監査。いろい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿