四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

井手英策さんの講演会です。同年代の松方弘樹さんが逝く。いつまで続く、国主導・国頼りの不毛のまちづくり

2017-01-24 20:53:46 | 日記

●当分ヘッドは、当分「井手英策先生の講演チラシ」とします。この講演会は、北本周辺で行うことは今後ないと思います。是非多くの人に聞いてほしいと思っています。

 

●俳優の松方弘樹さんがなくなりました。自分と同じ世代です。今のご時世では、早すぎます。東映のチャンバラ映画時代のヒーローです。その後実録もので個性的な役どころで人気を上げています。NHKの大相撲解説の北の富士さんも、体調がすぐれず休んでいます。彼も同年齢です。小沢一郎さんとは、生まれが2日違いです。彼の頑張りは、私の頑張りにつながっています。政治スタンスや実力は違いますが、同じ政治に係るものとして、もう一度注目を浴びる場所についてほしいと思っています。

 

●先日用事があって東京丸の内に行きました。ついた時刻が早かったので、時間つぶしに丸の内丸善書店に立ち寄りました。たくさん読みたい本がありましたが、小遣いがなく1冊買ってきました。まちづくりにイノベーションを巻き起こしている木下斉(ひとし)さんの著書「地方創生大全」を読んでいます。まだ三分の一ですが、いいねえ。これが、これからのまちづくりの主流でなければ、地方の再生はないと思います。地方は依然として国のモデルをまね、金を待っている。県の顔色伺い、ひとがいなければ自前で育てることなく派遣を受ける。財源がないと言いつつ、しょうもない事業に大金を投入する。

●商工会の賀詞交歓会で、ある国会議員があいさつで、「市長に頼まれて地方創生の補助金を数千万円持ってきた」、「国道17号の改良を進めている」、「上尾道路の延伸と高速道が上尾まで伸びる」と元気いっぱい。この挨拶をしている人も、聞いている人も、こういうことがなん十年も続いています。なん十年も続いていて、いまだに一人前の市にはなっていないことに気づいていないのでしょうか。子どもに自立せよと、学校の卒業式の祝辞を言っている政治家が、政治の自立を阻害していることに気づいていない。これでは、市の自立は全くめどが立ちません。トランプがどんな政治をしようが、イギリスがEUを離脱しようが、韓国の政治が混乱しようが、ロシアが北方領土を泥棒したままであろうが、北朝鮮が核を持とうが、外交の責任は国の官僚と国会議員にあるでしょう。

●我々地方議員は、地域にしっかりを足を置き、国会議員がなに言おうと、どんなあぶく銭(補助金)を持ってこようが、そんなもんに浮かれることなく、自分の頭で考え、愚直に住民の幸せだけを思い、地域を次の時代につなげることだけです。木下斉さんのご本の中で「地方政策は、国と地方、行政と民間、政治と市民という関係の中で、議会で議決され、法律に則り、まじめに執行されているにもかかわらず、まったく成果が出ない」こと疑い、失敗を見て見ぬふりしたり、忘れることでなく、過去の失敗と向き合わなければなりませんと。

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1 コメント

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所詮人の銭ですから (情報通)
2017-01-25 09:14:42
その国会議員は、鴻巣に住み、池袋のナイトクラブでホステスにケガさせた人物ではない・・・?の。国民・市民が納めた税金も自分の銭と思っているとんでもないものだ。
工藤さんも、税金でしごつぃていること忘れるなよ。
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