四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

お時間あったら是非読んでみてください!1970年あなたは・・・50年一日のごとくに大きく変化した日本と北本市。この未来は・・・

2021-01-18 19:05:03 | 日記

●白内障の手術後4日目の検診。炎症もなく順調に視力も出てきているとの診断でした。これが妙なもので、左目はこれまでのメガネ(近視)ではボケて見えます。右目はメガネが必要。何とも…。21日に右目の手術、これがうまくいくと、メガネが不要になる予定ですが、老眼は残るようです。もう少しの辛抱です。

●昨日の埼玉新聞に、懐かしい茶道家塩月弥栄子さんの「冠婚葬祭入門」について載っていました。3回改編されたが合計600万部の大ベストセラーだったようです。初版が1970年です。このことから、1970年から50年後の2019年との比較表(半世紀の人口と家族の変化)が載っていました。10年ひと昔と言われた時代から今は十年一日の如しというという時代です。いやもっと予測が難しい時代かもしれません。

●人口は1億372万人⇒1億2616万人(2244万人増)と人口は増えた(げんざいは減少化)が、子どもの出生者193万人⇒86万人は107万人減。死亡数71万人⇒138万人は67万人増という状況です。高齢化率7.1⇒28.4から見て、少子高齢・人口減減少社会ははっきりと見えます。その背景に、結婚件数102件⇒59件(43件減)と合計特殊出生率2.13⇒1.36(0.77減)の減少があります。また、平均寿命は男性69.3歳⇒81.4歳(12.1年伸び)、女性74.6歳⇒87.4歳(12.8年伸び)と長寿化が進んでいます。家族の構成人数は3.45人⇒2.39人(1.06人減)と少人数家族化(核家族化)が進みました。

●このように、日本の人口と家族が大きく変化しました。私が生涯教育(のちに生涯学習)に関心を持ち、様々な分野で研究者や官僚等と議論するきっかけは、1970年でした。その一年後に結婚し、北本市に住みました。この間の変化は、私が北本市民になり、生涯学習に関わった期間でもあります。1970年は大阪で万国博覧会が開催された年ですが、一方高齢化率が7.1%となり、「高齢化社会」に突入した分岐点でもあったと思います。高齢化社会と子どもの減少の危惧は、実は生涯学習の分野ではすでに日本の重要な課題として研究テーマになっていました。

●この変化のデータから、北本市の未来、日本の今後をどう読み解くか社会科学と政治の分野に課せられた難問かもしれません。この予測ができないままにコロナ禍でくるんでいます。社会科学を理解できない政治に未来はあるのだろうか…勘と人事の恫喝だけでは難しい時代かも。

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