●東京2020。オリンピックが閉会しました。やっとブログを書く気持ちになりました。これで明日から落ち着いた日々が続くといいのですが…。しかし一方コロナ感染者数は増加の一途。メダルザックザックの激増を喜ぶと同時に、連日過去最多という感染者数の報道を聴くと気が重くなります。明日は我が身かと。いずれにせよ、オリンピックは一過性(終わっていまえばそこまで)ですが、コロナパンデミックはこれから日々続き、収束も、終息の見通しも立たず、ただただ医療崩壊の心配をせねばなりません。
●競技はテレビで見ました(ほかに見るものがないので)が、特にオリンピックで感動はしていません。その中で記憶にとどめたいと思ったのが、陸上の女子1500メートルに入賞した田中選手です。素晴らしい走りでした。自分も高校時代陸上をしていましたので、この種目で日本人が入賞することの難しさを感じていたので「あっぱれ」でした。それと、女子バスケットボールの銀メダルです。エース渡嘉敷選手を欠く中で、日本人の特性を生かしたゲームをつくった監督と選手に「あっぱれ」です。あとはボランティアの皆さんです。もっとも大きな金メダルです。すべてのアスリートのみなさん、お疲れさまでした。バッハは論外です。一日も早く「カネ」持って帰ってください。
●さて、57年前の東京五輪が閉会後、日本が戦後はじめて赤字国債を発行する機会になったと記憶しています。今度の五輪も、当初の予定を大きく上回り4兆円規模とか言われています。事実はどうかわかりませんが、コロナ禍の中で行われるという「異常」なオリンピックであることは明白です。同時にコロナ感染症への対応も「異常」事態になりました。私は今の状態(政治)が続くことに心配しています。この国の危機管理、リスクマネジメントが機能不全であることが表面化しました。世論調査で最近は総理の支持率は低迷していますが、政党支持率は依然一番高いです。「ウェークアップ・ニッポンジン」めをさませ!国民も危機管理意識が思考停止状態のように見えます。
●政府は医療崩壊を認めました。入院制限をするようです。その判断を保健所から地方自治体にゆだねという。市長は聴診器をもって感染者一人ひとり診断せよということなんでしょうか。これ迄も保健所の保健師か看護師が判断していたと思いますが、医師法違反ではないでしょうか。病気の程度を判断するのは自分以外は「医師」の仕事ではないでしょうか。軽症者を重症化させない抗体の治療薬を承認したが、それは点滴であるというから、これも医師の判断と処置が必要です。自宅待機(療養ではない)では、心配は尽きません。菅総理は、オリンピックは「安全・安心」で開催と言っていましたが、国民が感染して「安全・安心」な対応はしないということでしょうか。明日からはまたコロナの報道が増えるでしょう。オリンピックの感動は日々薄れ、コロナの恐怖だけが続くのでしょうか。ワクチンと治療薬、医療体制の整備は菅総理の責任です。それができないなら一日も早くお辞めになることです。(テレビで石川さゆりの演歌を聴きながら書いています)
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