四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

コロナウイルス「市中感染」に拡大か、手洗とうがいを。ごみ処理組合議会最後の定例会課題を残したまま終る

2020-02-16 10:21:56 | 日記

●2月に入り新型コロナウイルスの感染が広がっています。発症当時は「感染力は弱い」という見解がありましたが、ついに国内感染で亡くなられる事例も出ました。メディアの報道にも問題があると思いますが、水際と対応した政府のやり方は結果として「市中感染」にまで拡散しています。この感染症については、テレビ朝日の朝の報道番組に出演している白鳳大学の感染症専門の女性教授岡田先生の解説が最も的を射ているのではないでしょうか。岡田氏は、早い段階で「市中感染」を指摘、すでに起きていると解説していました。また検査体制も国立の検査機関だけでは対応できないので、民間の活用を提案していました。今となっては、この解説が的を射ているし、政府の危機管理の軌道修正を期待したいものです。私は、外出からの帰宅時の手洗いとうがいの励行、休養と適度の運動で体力強化をし予防しています。

●13日(金)は、鴻巣行田北本環境資源組合議会最後の定例会が行われました。一般質問は4人行いました。令和元年度補正予算は、現組合の解散による財産の処分と負担金、国の交付金返還などが盛り込まれ、可決しました。6年間で新施設整備に要した費用は約6億円、北本市の負担は約1億5千万円となりました。主に人件費と各種調査費です。結果として、北本市は何の成果(品)をもないまま、この組合から離脱します。高い授業料ですが、二度と同じようなことに参加しないという戒めとすれば、それなりの成果と言えると思います。

●いま地方自治法が改正され、自治体のガバナンスの確立が急がれています。私は現在市の監査委員です。来年度からは、都道府県及び政令市には「内部統制」が義務化されます。内部統制で重要なのは、行政運営で発生すると思われるリスクの洗い出しとそれへの対応、そして評価が一連の中で行うものです。行政運営には種々雑多なリスクが潜んでいます。自分は、30数年前に損害保険の代理店になり、リスクマネジメントについて学ばされました。保険を通してリスクヘッジ(危険回避)をいやというほど教わりました。今回のごみ処理新設の事務を「内部統制」(ガバナンス)の観点で監査・検証してみることも必要と思っています。

●解散後に、改めて鴻巣市安養寺に建設する動きが考えられるが、それは短絡的な考えと思います。面倒なことは避けようとする行政(公共)の宿命であるとはいえ、結論が先にありそこに合わせるやり方が、潜在している財政的、法令的、慣習的なリスクを顕在化させ、合成性を欠いた結果につながっているのではないかと悩んでいます。内部統制の実施は、われわれ小規模自治体は任意であり、すぐに実施はしなくともよいが、「リスクマネジメント」の手法を取り入れ、縮小している財政の効率的・経済的・有効的な運用になるようにしたいものです。

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