四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

県警「少年非行白書」発表。北本市検挙・補導率県内一番

2013-08-17 10:05:18 | 日記

●今朝も5時半起床で、早朝歩スティング。今朝は、ここ数日でもっとも過ごしやすく、「蒸し蒸し感」は少なかったです。家に帰り、埼玉新聞を読むと、社会面に「減少も凶悪か進む」との見出し。県警がまとめた「平成25年版少年非行白書」の中身でした。記事は、「検挙、補導された少年の人数は4年連続で減少する一方、凶悪犯や粗暴犯が前年対比で増加、再非行率や児童虐待事件も増えている傾向にある」。検挙人数を居住地別に見ると、人口(14歳から19歳)千人当たりでは、北本市が16.3人と最も多かったと報じています。

●一番が大好きな北本市でも、この一番は願い下げなんでしょうが、これ事実です。北本市の14歳から19歳までの人口はおおよそ3700人ぐらいです。千人当たり16.3人とすると、60人ぐらい検挙・補導されたということです。テレビ等で取り上げられないので、市民の危機意識は薄いでしょうし、何より議会ではこの問題について声が上がっていません。先日教育振興基本計画の説明のとき、昨年は学校で逮捕されるような事案がありましたが、現在は落ち着いていますといっていました。私は自治会長とある中学校へ行きました。学校の対応にも限界があると思いましたが、政治の責任はやはり重いと感じています。

●昭和の終わりごろ、北本市の中学校が校内暴力で荒れたときがありました。そのときの市長新井馨さんは、健康で元気な青少年を育成しようと、先頭に立ちました。そこから生まれたのが青少年育成市民会議であり、市民が主体的に進めました。まちづくり運動のひとつとして、子供の育成に関わるすべての組織・団体が、「北本をふるさとに-青少年に夢と感動」を合言葉に活動しました。私も仲間に入れていただき、無人島体験キャンプや遊びの学校、子ども料理の達人、なるほど北本ゼミナール、和太鼓チームの結成と育成など、子どもに体験させる事業を中心に、楽しく活動しました。ここ10年、このような社会教育活動が停滞していることは残念です。時代に合わないとすれば、時代にあった新しい運動体が求められるでしょう。事実を確認しない限り適切な対策は打てない。事実に基づいた現状を確認します。

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