●毎日残暑に悩まされています。今朝もラジオ体操の後、ウォーキングそして深井グランドでストレッチをしました。帰って新聞を広げたら、立憲と国民が合体し新「立憲民主党」が結党され、代表に枝野幸男氏が選出されたと報じています。与党は、代り映えがしないとコメント。それが多くの国民の評価だとすれば、私も同じ感じて受け止めています。失敗の本質をあえて申し上げることはしませんが、いずれにしても「学習効果」が見えてきません。もったいないように思います。
●もともとは、政権を失った旧民主党、安倍総理に「悪夢の民主党」と国会で答弁されていました。それを甘んじて受け入れなければならないところにこの政党関係者の最大の弱点ではないでしょうか。野田総理(当時)が、選挙公約にない消費税の引き上げを表明。党は分裂選挙は大敗、アクムの安倍政権を誕生させました。その後、民進党から希望の党と立憲民主党、国民民主党と、迷走と混乱が続いていました。そういう意味で元のさやに戻ったということなんでしょう。
●どうして、政権を失った後、すぐに民主党の検証を「第三者」によって検証しなかったのか。安倍総理に言われるように「悪夢の民主党」と言われるほど全部が「悪夢」ではありませんでした。良かったところ、悪かったところ、改善しなければならないこと、責任のあるものが責任を表明し、国民に謝罪し、出直すことをどうしてしなかったのか。合流新党の政策すり合わせの前に、「旧民主党の検証を」第三者にゆだね、この結果を受けて新しい政策・理念と新党に向かい、主役も旧民主党時代の幹部でなく、混迷を生き抜き、次の展望を示して、新鮮な人材の選出があっても良かったのではないでしょうか。