四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

今年も残り半月、あいさつまわりの季節です。ブログにご意見。後年度負担に懸念で修正案提出も否決される

2019-12-16 09:15:47 | 日記

●昨日のブログ、請願についてご意見いただきました。南部地域にお住いの知人からです。「税金を使う新駅」は住民投票で否決されたという書き込みにです。この住民投票で否決されたのは、準備不足と桶川の協力が得られていないのが理由で、必ずしも税金を使ったことではない、というお話です。しかし、住民投票の時には、多額の税金が問題でした。開発利益をどうつくりだすか、これが新駅建設の最大の課題です。

●今議会はいくつかの審議で「…???」と困惑することのもう一つは、後年度負担が続く可能性のある補正予算への対応です。「農業ふれあいセンター(桜国屋)リニューアル事業」(1億4千806万円)で、市は国から6,300万円の交付金をもらいました。地域再生事業で、農業施設に産業振興拠点を整備するというものです。これで、桜国屋の売り上げを上げる計画です。この産業振興拠点に情報発信館があり、その管理運営の委託料530万円が予算にありました。

●この委託料は市内の団体に委託しますが、今後も続くとすれば10年間で5,000万円、15年で7,500万円です。交付金の6,300万円を上回る維持管理費になります。産業経済事業であれば、コストパフォーマンスは必須の条件でなければなりません。市長は就任の所信で、例外なき行財政構造改革で財源を生み出すと決意を述べています。行財政改革は従来の事業の見直しだけでなく、新規事業の中で後年負担を厳しく検証することは必須の条件です。ここは一度リセットして、後年負担と効果については説明の言葉を数字で示せるもので長期的な視点で再度予算化されるよう求めて削除の修正案をを提出しました。

●しかし、採決では、修正案には賛成が4人、反対が15人で否決されました。議会は後年度に負担を続く可能性のあり事業を認めました。将来的に人口が減少し、市税収入も減収すると言われている北本市ですが、議員は気前がいいですね。


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