●今朝は、参議院選挙も終わり久しぶりに駅立ち（レポート配布）しようと６時前に起きたが、シトシトと小雨が降っていたので中止。テレビをつけたら参議院選挙の結果が出ていました。自公で安定多数、立憲伸びたが限定的で、国会の勢力に大きな変化はありませんでした。投票率が50％割れ、４月の北本市議及び市長選と同じ状況。選挙の投票率は低め安定、国会の政治も低め安定、国の未来も低め安定、経済も低め安定という「ヘイワなクニニッポン」の未来は…。
●小さな変化は、山本太郎のれいわ新選組。比例で220万票２議席獲得、政党要件満たす。これで山本太郎は議席がなくとも、政治の場で発言の機会は得あれるからここがスタートになるでしょう。彼の演説聴く限り、既存の政治家をはるかに超える大きなビジョンを示しています。悔し紛れに、これを「暴論」とか「妄言」という政治家や評論家が多いが、こういう言い方する政治家や評論家にはこの発想がない。政治は「現実」であっても、選挙では「理想」を語らなければ政治の変化は起きてこないのではないでしょうか。それにしても、これから国会はれいわの当選者にどう対応するか。この小さな変化がどう育っていくのか注目です。しっかり見定めたい。
●私のブログを読んで、北本鴻巣行田の３市で作るゴミ処理施設問題について、何件かのメールをいただきました。議会を傍聴された方から２件。ご意見は、議員の質問に誠実に答えないことに対する怒りの意見。確かに核心を外した答弁でした。議長として「これでいいですか」と質問者に問いかけましたが、特に異論がなく２件ほど答弁漏れの指摘がありました。次回からは、質問にきちっと答弁するよう促していこうと考えています。また開業に心配されたメールも数件ありました。稼働は現在令和６年12月を予定しています。これは可能な限り動かさないようにしたいと思っています。
●組合ができ新施設を検討して５年。開業のスケジュールが決まったこの時期に、新しい建設候補地を行田市長が提案。混乱が起きるだけではないかという意見はあります。私もそう思います。しかし議会は何も肝心なことは決めていません。候補地を決めたのは執行部であって、議会が議決しているわけではないように思います。たぶん執行部は建設地（鴻巣市安養寺）の決定は議決しない、用地買収費を議決すれば同時に建設地も議会は認めたという図式のように理解しています。したがって、議会としては建設地の決定はしていないという理解で良いのでしょうね。
●それなのに、11月の定例会に建設費等の債務負担行為を提案すると言っています。先日の一般質問でも、答弁に誠実さは見えないし、行田市が指摘している情報共有にも課題がありますし、これまでの経過が不透明です。もっと議会に丁寧に情報公開し、対応しなければならなかったと思います。旧施設の耐用期限もあり、令和６年稼働は必須の条件であったとしても、議会は、速度違反や信号無視ができるバイパスではありません。14人の目と知恵が光っています。
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