四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

新年度スタート。誇り高く、平らに生きよ。精進に努めます。

2014-04-01 20:50:19 | 日記

●今日から4月。新年度のスタートです。エイプリルフール(英語: April Fools' Day)ですが、今日から消費税が8%へ増税、増税された消費税は福祉の財源といわれているが、70歳以上の医療費負担は1割から2割になります。スタッフ細胞の研究は、小保方晴子研究ユニットリーダーのねつ造、不正があったと発表。この2ヶ月の騒動は何なのか。鯨の調査捕鯨も国際司法裁判は「科学的目的でない」との理由で中止の判決。商業捕鯨も禁止、調査捕鯨も禁止となれば、鯨を食することもできなくなります。戦後のタンパク質不足を補うのに、学校給食で出た鯨の竜田揚げは懐かしい人は多いでしょう。

●人事の春でもあります。各社で入社式。市の組織も異動で新しい職場に着く人も多いでしょう。北本市は、人事異動が激しいので、今年も一年課長が何人もいます。玉突き人事が横行しているようです。もともと職員数が少ないのに組織が細分化され、管理職が多く、やりくりが大変なのでしょう。人事の混乱や停滞は組織の停滞につながり、ひいては市民サービスにも影響し、最大の税金の無駄遣いになる可能性があります。

●昨夜NHKテレビ放送で、京都の和食職人を取り上げたドキュメントが放映されていました。その中で、その職人の兄が言ったことばが妙に心に残った。「誇り高く、平らに生きよ」。私もこうありたいと心に誓いました。私はこういう言葉を聴き、その意味を考えることが好きです。公民館の先達、朝比奈博(故人)が良く言った言葉に「起きて半畳、寝て一畳。天下取っても2号半」。人間一人が、生涯生きていくのに必要な量とでも言うのでしょうか。欲をかくなということと、心にしまっています。社会教育委員長だった岡本枩治氏からは、ものの味方は「見る」、「観る」、「視る」と教えられた。全体を見る、問題意識をもって観る。一点を集中して視る。議員なら絶対に必要な条件と思って大事にしています。

●母親からは、「馬には乗ってみろ。人には添ってみろ。」「苦しいこと、つらいこと、難しいことでも、それを絶対にしなければならないなら、笑顔でやれ」とよく言われました。私の母は幼少のころ両親を病気で失い、旅館に奉公に上がったので、その経験から自分で悟ったようです。学歴もない、学識もない、無学な母でしたが、人が人として生きていくうえで大事なことは全部親から教わりました。今親になって、自分の子どもに何か教えられたのか。生きていく力を身に付けさせられたらいいのですが…。吉川英治が好んで書かれた言葉に「我以外皆我師」(われ以外みなわが師)と「生涯一書生」があります。私の生涯学習観のひとつです。

●新年度のスタートに当たり、まじめに考えて見ました。死ぬまで精進します。

 

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