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言いたいことが相手に伝わったかどうかは話し手の責任。

2012年06月11日 | Weblog
言いたいことが相手に伝わったかどうかは話し手の責任。
「相鉄瓦版」平成24年6月1日発行より。

この号の特集は“ニッポン、良いトコ!変なトコ?”となっていて、外国人や海外通の日本人の目にニッポンの姿はどう映っているかということについてのインタビュー記事だった。

しばしば日本の常識が海外では非常識ということもいわれる。当然ながらその逆もありえるだろう。まあ、それは習慣の違いからくるものだからどちらが正しいとはいえないのだろうが。

タレントのダニエル・カールさんといえば、山形弁を話すアメリカ人としても知られている。実際山形に住んだのは3年ほどだったという。その後30年は東京暮らしだが、やはり山形弁には愛着があるらしい。逆に標準語になじめないというから不思議だ。

実に流暢な山形弁を話すので驚かされる。大阪弁や京都弁ならしばしばテレビで耳にすることはあるが、面白いことだが、むしろ山形弁は、このカールさんから聞くことが多いのかもしれない。

フレーズにあげた言葉は関西に暮らしているアメリカ人が言った言葉でアメリカでの話らしいが、日本では、むしろ聞き手の責任のほうが多そうだ。日本語の会話では「察する」「腹を探る」「顔色をうかがう」ことが求められるからだった。

「以心伝心」などという意味の英語はないそうだ。せいぜい「テレパシー」があるが、そんなことが、日本語での会話では必要だという。そういえば、日本語は曖昧な言葉が多いかもしれない。「いずれ、そのうち、おいおい」や「検討する」「善処しましょう」なども入るかな。