ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

マニアに物を売るには、売る側もマニアでなければならない。

2012年06月08日 | Weblog
「年収300万円時代を生き抜く経済学」森永卓郎著より。

一般的にもたとえば、デパートで物を買う場合、私たちはその商品に詳しい販売員から買いたいと思うものだ。ゴルフ用品なら実際にゴルフが好きでやっている人でなければいい販売員にはなれないだろう。

もっとマニアックな商品になれば、売る側もマニアである必要が出てくる。サーフィンをやっていなければ、サーフボードは作れない。作り手、売り手はマニアの気持ちがわかっていることが最低条件になってくる。

ということは、マニア以外の人からみれば「変人」というふうにも見えるかもしれない。しかし、今後はこんな「変人」こそが価値があるのだという。

マニアはしばしばオタクという言葉でも表現されるが、そんなオタクがいるからこそ、ユニークな商品が開発され、また売れるのだろう。

森永氏は「変人」こそがクリエイティビティに溢れているという。確かに、ネットゲームに関心がある人は一部ではあろうが、実際に創作している人たちは、当然長年にわたってマニアに違いない。