ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

結局、サラリーマンにとって何が売り物になるのか。

2012年06月01日 | Weblog
「年収300万円時代を生き抜く経済学」森永卓郎著より。

たとえ、景気が回復したとしても、企業は以前のようには正社員を採用しないそうだ。また正社員になったとしても、会社組織の中では、専門性を身につけたプロとなるのは難しい。

もし、転職を繰り返して補助的な仕事ばかりしている場合は、キャリアはまったく身につかないという。必要なのは積み上げてきたキャリアだった。

たとえば、「経理のプロ」「苦情処理のプロ」「総会屋対策のプロ」・・・など何でも、自分ならではといえる、売り物を身につけるもとがキャリアだったのだ。

営業ならどんなものでも売る自信があるというのも、すごいことだ。しかし、こんな売り物がある人はどこでも採用してくれるのだろうな。キャリアを磨くためには、自分から率先して希望部署への異動の自己申告をするのも必要なことだった。

売り物を特技と言い換えてもいいのかもしれない。誰にでもできそうもないことができる能力があれば、それを必要としてくれる会社さえ見つかればより活躍できそうだが。