ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

自分ならどんな分野を陣地とするか。

2012年06月02日 | Weblog
朝日新聞「仕事力」コラムより。

これは「海堂尊が語る仕事」と題してあった第二回目のなかのワンフレーズだった。医学博士で作家でもある氏は今、Ai(死亡時画像診断)の普及を仕事としていた。これは死亡原因を究明するための手段ともなっていた。

しかし、その分野はまだまだ普及していないということから、氏が自分の領域として取り組んできていた。はじめはなかなか周囲の理解も得られなかったようだが、次第に社会的ニーズがあることも実感として確認できたようだ。

そこで、自分ならどんな分野を陣地とするかが大事なことだと述べている。一般の仕事にも言えることだった。地味で目立たなくてもいいのだった。自分が守るべきだという場所にピケを張るとも表現していた。

ある意味、ほかの人より詳しい仕事の領域、自分ならではの仕事をさらに深く掘り下げていくという感じだろうか。これについては、彼に聞いてみればわかるはず、と言われるだけでもすごいと思える。

中には反発する人もいるようだが、自分にしかできない大切なことをやっているという確信があれば、自分を奮い立たせてくれるようだ。やはり熱意はいつしか人に伝わるのだろうな。