「笑われた人が、ヒーローになれる」中谷彰宏著より。
つまり人を楽しませることができるかどうかが、ビジネスコミュニケーションの上でも大切なことだという意味だろう。たとえば予想を裏切ることもその中に入っていた。
もちろんそれはいい意味での裏切りだろうが。それはちょっとしたサプライズとも言えそうだ。エンターテイメント性とは、役に立たないことを真っ正直にやっていくことだというが、何となく頷ける。
私も長年そんな気持ちを日常の仕事の中に入れようと考えてやってきたからだ。人から見てムダだと思えることこそ自分には面白かったりする。それで相手が喜んでくれれば成功だ。
そんなことをして何かメリットはあるの?と人は言うかもしれないが、それこそが結果的にはいいコミュニケーションの元になっていたりする。
大多数から見ればムダなことでも、それに力を注ぐというのも面白い。私は役に立たなくても、面白いとか意外性があることが好きなほうだ。それが自分らしさの原点かもしれないな。