「仕事学のすすめ」勝間和代・藤巻幸夫著より。
この本はちょっと珍しい、二人の共著となっている。元はNHK教育テレビで放送された番組を構成したもののようだ。以前一度テレビでも観たことはあるが、そこでは語られていない内容があったので、買って読んでみた。
仕事上での規則やルールといったものは、いつ誰によって作られたものかわからないものが、何年たっても同じように使われている場合がある。しかし、本当はその時代にあったものに変わっていかなければおかしいだろう。
あとからその組織に入ってきた人間には「そういうものだ」ということで、改めて自分の頭で考えることなどほとんどしない。むしろ、以前からいる人間のほうがその決まりごとがおかしいと気づいていたりするものだ。
藤巻氏は時どき“志”や“ビジョン”という言葉を用いるが、それは「今は何もないところに新しいものをつくる。新しい価値観を見出して社会に提案する」ということを意味しているという。
本当は疑問や不満があるならそれを明らかにすべきものだろう。そして変えるべきところは変えていくことが仕事を効率よくさせるのではないだろうかなぁ。“疑問は次の発想を生むバネ”という表現もおもしろいと思った次第。
この本はちょっと珍しい、二人の共著となっている。元はNHK教育テレビで放送された番組を構成したもののようだ。以前一度テレビでも観たことはあるが、そこでは語られていない内容があったので、買って読んでみた。
仕事上での規則やルールといったものは、いつ誰によって作られたものかわからないものが、何年たっても同じように使われている場合がある。しかし、本当はその時代にあったものに変わっていかなければおかしいだろう。
あとからその組織に入ってきた人間には「そういうものだ」ということで、改めて自分の頭で考えることなどほとんどしない。むしろ、以前からいる人間のほうがその決まりごとがおかしいと気づいていたりするものだ。
藤巻氏は時どき“志”や“ビジョン”という言葉を用いるが、それは「今は何もないところに新しいものをつくる。新しい価値観を見出して社会に提案する」ということを意味しているという。
本当は疑問や不満があるならそれを明らかにすべきものだろう。そして変えるべきところは変えていくことが仕事を効率よくさせるのではないだろうかなぁ。“疑問は次の発想を生むバネ”という表現もおもしろいと思った次第。