ちょっとマンネリですが・・・

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「人生、縁がすべて。あいつが高給取りになったのはオレのおかげ」

2008年09月02日 | Weblog
「日経新聞、夕刊」2008.9.1付けより。

楽天の野村監督の言葉だった。“あいつ”とは阪神タイガースの赤星憲広選手のことだった。赤星(32歳)は推定年棒1億8000万円だが、それもプロの一流プレーヤーとして活躍できているからだった。

その元を作ったのは野村監督は自分との縁があったからだという。赤星は愛知の大府高校時代から俊足は注目されたものの、170センチ66キロと小柄だったためにプロ入りは見送られていた。

亜細亜大を経てJR東日本にいる時にシドニー五輪の代表入りしてから、たまたま2000年に代表候補選手の強化一環で阪神の春季キャンプに参加したのが運命の分かれ道だった。当時阪神の監督だった野村氏の推薦でノーマークだった赤星はドラフト4位で阪神入りしている。

それは、野村が現役の南海の捕手時代に通産1065盗塁の阪急、福本豊に苦しめられたからだった。つまり足があればかき回せる野球ができることが分かっていたのだ。野村は赤星の俊足の価値を認めていたからこそ欲しい選手だった。

赤星はその期待を裏切らず、入団1年目から39盗塁で盗塁王と新人王のダブル受賞していた。また2003年からは福本以来となる3年連続60盗塁以上をマークしている。

そんな、赤星の背番号は53で「誤算」読めるから入団時は屈辱を感じたらしい。でも、考えようでは51のイチローと55の松井の中間だから、けっこういい背番号ではないだろうかな~