塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 雨に詠えば 新橋ステンション

2019-11-19 05:38:59 | ミュージアム巡り_2019
 次の絵は、清親画帖より「新橋ステンション」(刊年:未詳、絵師:
小林清親)。
 明治時代、光と影を強調した“光線画”で一世を風靡した小林の
版画。明治5年(1872)に日本初の鉄道路線の起点として開業した
新橋駅(現在の汐留あたり)の雨の夜景。

 もう1点、「九段五月雨」(刊年:明治13年・1880,絵師:小林清
親)。九段坂の五月雨が描かれており、靖国神社正面の常夜灯・常
灯明台(現在は北の丸公園・田安門付近に移築)がある。

 さらにもう1点、「上野不忍池」、蓮の名所、不忍池の畔を歩く
母子を夏の雨と共に描かれている。昼間の風景でタッチが違い明
るい。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)
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