この9月9日、宅地建物取引士の更新のための法定講習を受けるために日本教育会館へ行きました。朝からとても暑かったけど、気合を入れてメトロ東西線「竹橋駅」から往復共に徒歩でテクテク。復路で撮ったのが、この「雉子(きじ)橋」。時間は10:10頃。「講習がそんなに早く終わったのかおかしいではないか」と思われる方に誤解を与えてはいけないので、簡単に説明します。
従来は、午前10時~午後5時迄三密の中で受講し確認テストを受けて終わるのですが、コロナ時代は三密は厳禁。今回は、分厚いテキスト四冊とテスト解答用紙二枚と返送用封筒一枚を受領。自習して一週間以内に正解を記載し返送せよとの指示を受けて帰ることになりました。
その重いテキストを持って雉子橋まで来て一休み。その橋の説明文が目に留まりました。徳川家康が朝鮮使節をもてなす為の雉(きじ)をこの付近の鳥小屋で飼っていたのが由来とのこと。家康は1616年に75歳で亡くなっているから没後13年経って家光時代に築造された橋。まあ気楽な時代だったのですねと思いきや、キリシタン数十人が長崎で釜茹でにされた年でもありましたこの説明文、家康ではなくて家光と書くべきではないかしら
帰社後は直ちに応接室に籠り、昼食抜きで午後6時過ぎ迄掛かってテキストを読みながらテスト用紙に解答を記入。講習を受けるよりずっとハードな1日となりました。返送用封筒に解答を入れたときはもうクタクタ。疲れましたが、75歳の夢ある一日でした。家康より長生きしています
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