水曜日の日経朝刊21頁に、「相続増税、まずは財産把握」という大きな記事がありました。その脇に税理士・不動産鑑定士の資格を持つ専門家のご意見があり、「争族」回避や自宅分割に注意との記事もありました
人の寿命は有限ですが、生きていくためには一定額のお金が必要です 寿命と生活費のバランスがとれておれば、何の心配もないのですが、寿命の部では「いくつまで生きられるかわからない」、生活費の部では「経済予測ができない・入院するかもしれない」という根本的な不安定要素があるので、人はお金を貯めたがります そして、平和な時代であれば、ついつい貯め過ぎる人もでます 使わなかったお金をはじめ有形無形の財産はあの世には持っていけないので、この世で相続が発生します
財=お金なら、計算は簡単ですが、非上場株や土地・建物、絵画・骨とう品等々お金に換算して、相続財産を確定させねばなりません。死んでから、大急ぎで確定させようとしても、慌てふためいていますから、話がまとまらない場合が出てきます 生前の冷静な時に財の整理をしておくことは身内の争い回避には有益です。2015年1月1日から課税下限が引き下げられるので、納税義務者が相当増えます。予測ですがこれまでは100人に4人だったのが、改定後は6人になると言われています
昨夜は、私を含む不動産鑑定士達5人が集まって、こんな記事を話題にしながら懇親しました
今夕は新しく着任してくれた当社の顧問公認会計士・税理士との打合せがあります。ご期待下さい
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます