昨日の午後は公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会の総会と夕刻の懇親会に予定通り、当社の後継者と定めている33歳の社員と共に、参加しました 目的は、総会の内容もさることながら、先月開催された公益社団法人東京都不動産鑑定士協会との仕組みの違いを体験させることでした。
日本の社会というのは、明治以来、「勝てば官軍」に端を発する格式乃至は序列があり、その現実の一端を見せて、彼の前途に対する心の備えをさせておこうと思った次第 社会システムは、人がみな平面的に平等に見えますが、それは「法の下においては平等」であって、経済社会ではまだまだ決して平等ではありません。
会合でも、昨日のような日本的な広範囲のレベルでは、基本的に所管大臣が来賓の挨拶をします。都道府県レベルでは、都道府県知事乃至は助役が・・・そして市区町村レベルでは、市区町村長乃至は助役が来賓で参加して挨拶をします。この国家レベル・都道府県レベル・市区町村レベルの仕訳は、役所内の人事異動や天下り先の選定においては、関係者には重要な意味を持ちます
この仕組みを理解して自分の立ち位置を判断することはストレス解消には必須の知恵 生活さえできれば満足と思うか、同じなら斯界を治めたいと思うか・・・それは68歳の私が今更出る幕ではなく若い人が考えればよいこと 若い人にはできるだけ広範囲な情報を体得させ、実務教育を施しておいてやりたいと思っています
国際レベルの機関では、若い人は先ず博士号(Dr.)を持っていることが円滑な活動の原点になります。でも、実力が無ければ博士でも100%放り出されます。日本はその点まだまだ温情的 今週のアクセス有難うございました
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