左の画像は、昨日投稿した「竜神の泉」から眺めた向こう側の風景です。手前のすすきに秋を感じながら眺める緑の景色はまさに心の癒しになります。しかしその緑の中を目を凝らしながら仔細に観察すると、斜面の崩落があるのに気付きます。杉も根こそぎ奈落の底へ・・・自然の脅威です。その写真が右の画像です。
急な斜面地が永い年月をかけて風雨で風化して崩れ落ちるのが自然のならわし。人が造った構築物も手を加えて管理を続けたとしても、やはり永い年月を経て劣化します。「管理できる」構築物はやがて更新(建て替え)という手段で、新しい構築物に置換され、機能し続けます。
一旦事故が起きると「管理できなくなってしまう」構築物は・・・本来造ってはいけないものなのです。原発のように事故が起きると、爆発を繰返して放射能をばら撒いてやがて安定して自然に納まる過程は、人の寿命の80年のスパンを遥かに超えたスパンです。人が「管理できない」構築物は、壊れたときに人に害を与えます。その意味で、原発は、現在の技術水準では、やはり造ってはいけない、頼ってはいけない代物なのだと、丹沢の渓谷でも思いました。
今日は、鑑定協会主催の研修会が午前10時半から午後4時半まで入っています。お客様との打合せは9時・18時に入れています。
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