22日(日)午前、晴天下の中央区月島辺りの写真です。晴海通りを背にして清洲通り沿いを撮りました。普通の街並みと思うでしょうが、カラー舗装された広い歩道は20年前とは全く異なって、街の豊かさを現わしています。21日土曜日の投稿写真(麻布十番)もそうですが、道路など公共部門のインフラ整備は、建物敷地など民間部門の価値を引き上げます。シナジー効果です。そうかと言って、固定資産税や都市計画税は、引き上げられていません。
都市再開発業務に一ヶ所で長年従事していますと、平面的な街の変化ばかりではなく、時系列的な街の変化も判ります。月島地区は大通り沿いはもはやマンション街。しかし、大通りから一本中に入ると、狭い路地・狭い木造家屋の昔ながらのもんじゃ焼屋さんが・・・ この日は、次に多磨霊園を目指さねばならなかったのでもんじゃでという訳にはいかなかったのですが、新旧あやなす街並みを見てに及んだ次第です。
さて、昨日は午後ずっと建物の鑑定評価に関する研修を受けて来ました。もともとゼネコンで30年も過ごした人生ですから、感覚的に肌で建物価格は想定できますが、こと鑑定評価となると理論が極めて大切です。中古建物の経年劣化と大規模修繕(資本的支出)による耐用年数の延長の状況が統計をベースに事実に即した判断がなされていて、客観的であったところに研修の意義を見出すことができました。不動産鑑定士という実務家と大学教授という研究家の・・・これもシナジー効果
今日は、お昼は籐親会という年に二回のフジタOBの会がありますが、それに参加します