株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド

2008年10月29日 | Weblog
企業や人の良し悪しが見え隠れしています 

昨日の日経株価、沈んだ後華々しく上昇。もし今朝のニュースでニューヨーク株価がそれなりに上昇しておれば、日本も上昇で始まり引け際の売りで戻すといったところでしょうか。それとも利ざや稼ぎで朝から売りが先行するのでしょうか。ただ、こんな目先のさざ波に右往左往して財布の目減りを悩むよりも、トレンドを見るのが大切。投機ではなく事業の3年先を見てみませんか 

今年一杯は、資本主義の根幹にかかわる金融機関が信用収縮で自己資本比率が悪くなり、貸し渋り貸し剥がし傾向が避けられないでしょう。それでも国策としての増資が行なわれるでしょうから、社会にとって必要と思われる企業は生き残れます。どんな企業が社会にとって必要と思われるか・・・ここがポイント。人を泣かせてでも利益が大事という体質の企業は、当面は生き残れても、残念ですが これまで付加価値をつけて社会貢献に精を出すことに努めてきた企業は こんなときに不思議とお天道様は見てくれているのです。関西流に言えば、狡(こす)い企業は・・・消えざるをえません。 

体力がある会社は、付き合う企業の選別が大事です。類は友を呼ぶで、不思議と同じようなコンセプトの会社が集まる傾向にあります。それでも美味しいフグに毒があるように、また、綺麗なバラに棘(とげ)があるように、付き合う企業を吟味しなければなりません。そのチャンスが今到来しています。企業の大小は不問です。むしろ大企業のほうがあくどいケースが多いから要注意です。企業名に胡坐をかいて強引な営業をしたり、決算数字を改竄したり・・・お天道様は見ています。

円高で輸出企業は大変ですが、反面、輸入企業はホクホク。日本は輸入・加工・輸出の国ゆえ、国全体で見れば、円高は国際的には有難い評価。でも、外国はそれだけ貧しくなっているわけだから、ここに配慮しなければ孤立するでしょう。政治の手腕が問われています。  
コメント
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