株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド

2008年01月18日 | Weblog
このすごい格差に愕然

真冬の電車内、どの乗客も防寒着で身がふくらみ暖かそうで平穏な暮らしをしているように見えます。事実、平穏なのだと思いますが、その勤務先とか懐具合はどうなのかと自分を含め細かく考えてみました。私は社会制度の上から見れば、もう現役を引退している年齢ですが、晩年になって長年勤めた会社が ゆえに、働き続けねばならない状態です。幸い健康で仕事が趣味といえる程好きなのでラッキーな立場です。

電車内の若い現役世代の方々はどうなのでしょうか。大手の会社に勤務し社内の出世競争に現(うつつ)を抜かしている方も居られるでしょうが、この方達は会社が財務的にしっかりしておればまず生活はずっとできることでしょう。保険や社会保障もOK。一方、小さな会社、大きな会社の子・孫会社勤務の方々(親会社からの天下りで無い方々)にとっては、今この瞬間の懐具合は何とかなっているとしても、経済的には夢を持ち難いのが現実でしょう。

更にパートの掛け持ち・日雇い派遣とかで生活を維持しておられる方々、毎日がきついでしょうね。およそ夢など持つ心のゆとりも持てないでしょう。物価が上がっている関係で、消費者金融の甘言に引かれ、これに手を出したらもういけません。安くなったとはいえ、異常な利息に息の根を止められてしまいます。

それでも日本では今夜食べる食べ物が一応は手に入るから、グローバルレベルでは生活水準がかなり上。

外見は同じでも、その内実は大きな格差があり、列車の人身事故も絶えません。このあたりに目を向けるのも行政の役割なのでしょうね。有り余る富を持ちながら年金を受け取る高齢者が居るとすれば、行政の失策でしょう。
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