手のひらの皺・手の甲の皺
朝のラッシュアワー時は電車内の吊輪をつかむまでもなく、寿司詰め状態ですからそのまま立っていても倒れません。でも多くの人は、吊輪をつかみ携帯か居眠りもしくは瞑想 私も例外ではありませんが、ときどきキョロキョロと車内吊広告を見たり、人の様を見たり。
今朝はふと吊輪を持った人の手に目が留まりました。一見若そうな方ですが、手には歳相応の皺が年輪のように刻み込まれていました。真面目な方のようでした。
ふと50年前の自分を思い、あの頃は農業を営む父の草刈を毎朝手伝い、手のひらはすすきの葉で皮が傷ついて茶色くなり傷だらけだったことを学校で「よく働くだろう」などと自慢したものだったなーと思ったり、石川啄木の「働けど働けどなおわが暮らし楽にならざる」などと思ったり。
人を苦しめて人の涙を見ながら勝ち組のつもりで楽々暮らすより、通勤電車内の名も知らぬ人の手の皺を思いながら働くほうが、働き甲斐があるというもの 当社の企業理念の発想の原点はこんな所にあります。
朝のラッシュアワー時は電車内の吊輪をつかむまでもなく、寿司詰め状態ですからそのまま立っていても倒れません。でも多くの人は、吊輪をつかみ携帯か居眠りもしくは瞑想 私も例外ではありませんが、ときどきキョロキョロと車内吊広告を見たり、人の様を見たり。
今朝はふと吊輪を持った人の手に目が留まりました。一見若そうな方ですが、手には歳相応の皺が年輪のように刻み込まれていました。真面目な方のようでした。
ふと50年前の自分を思い、あの頃は農業を営む父の草刈を毎朝手伝い、手のひらはすすきの葉で皮が傷ついて茶色くなり傷だらけだったことを学校で「よく働くだろう」などと自慢したものだったなーと思ったり、石川啄木の「働けど働けどなおわが暮らし楽にならざる」などと思ったり。
人を苦しめて人の涙を見ながら勝ち組のつもりで楽々暮らすより、通勤電車内の名も知らぬ人の手の皺を思いながら働くほうが、働き甲斐があるというもの 当社の企業理念の発想の原点はこんな所にあります。