株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド

2007年10月24日 | Weblog
三つ子の魂百まで・・・

世間を騒がせている凶悪事件や汚職事件の報道に接し、フト思い出したのが今日のブログの内容。

ちょうど10日ほど前に秋田県に行った折、「なまはげ」の実演を見る機会がありました。なまはげは、年末に各農家を回って当主と「怠け者は居らんか」「いたずらっ子は居らんか」「親父は他人に迷惑をかけたというが本当か」「はやり病には気をつけろ」「年寄りを大事にしているか」等々対話する由。この演出を、なまはげが大声でやるから、いたずらっ子から見ればかなり恐い存在に映ります。

4・5歳から7・8歳くらいの子が見れば度肝を抜かれるような風采の「なまはげ」 これにキッと睨みつけられて、「いたずらはしていないか
「勉強はしているか」 と怒鳴られたら、多分気を失うくらい驚くと思う。

会場には、約60名くらいの入場者があり、その中に母親やおじいさんと思しき人に連れられた子供が数名いました。この子供達にして見れば、「二匹のなまはげ」は本当に恐い存在だったと思う。なまはげが座敷を歩き回って、私の隣に居た男の子に「悪い子はいないか」と。このときのこの子の顔は引きつっており「僕、いい子してるから」と必死の形相。泣き出しそうな顔というよりは、もう恐くてどうにも仕様がないといった態。この子はきっと「いい子にしていなければなまはげに連れて行かれる」と体で思い込んだに違いないでしょう。それほどの迫力がなまはげにはありました。

いたずらっ子に手を焼いて居られる方は、是非子連れでなまはげの実演館を訪問することをお勧めします。社会倫理の基本を全身で教え込んでくれますよ。 
コメント
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