風景画を描こうとした時に、
空と地の構成比をどうするかを決めなければなりません。
何となく感覚的に決まるということもあると思いますが、
私は、「比」を意識して決める方を好みます。
近代絵画を振り返ってみても作家により好みの「比」があるように思われます。
私が勝手に分類したものが下表です。
ロマン派や自然主義の頃(フリドリッヒ、ターナー、コンスタブル)は、
第5比(5/8黄金比)を使用していますが、
印象派になると第2比(2/3)と第3比(3/4)を使用しています。
画面に占める「空」と「地」の割合を見ても、
「空」から「地」へと変化していることが分かります。
これは、夢(ゆめ)重視から現(うつつ)重視になった表れでしょうか?
また、同じ印象派でも、
楽観的な人(モネなど)は第2比(2/3)、
悲観的な人(クリムトなど)は第3比(3/4)を好むようにも思われます。
第4比(5/7)は、誰も使っていないようなので仮説が誤っているかもしれません。
空と地の構成比をどうするかを決めなければなりません。
何となく感覚的に決まるということもあると思いますが、
私は、「比」を意識して決める方を好みます。
近代絵画を振り返ってみても作家により好みの「比」があるように思われます。
私が勝手に分類したものが下表です。
ロマン派や自然主義の頃(フリドリッヒ、ターナー、コンスタブル)は、
第5比(5/8黄金比)を使用していますが、
印象派になると第2比(2/3)と第3比(3/4)を使用しています。
画面に占める「空」と「地」の割合を見ても、
「空」から「地」へと変化していることが分かります。
これは、夢(ゆめ)重視から現(うつつ)重視になった表れでしょうか?
また、同じ印象派でも、
楽観的な人(モネなど)は第2比(2/3)、
悲観的な人(クリムトなど)は第3比(3/4)を好むようにも思われます。
第4比(5/7)は、誰も使っていないようなので仮説が誤っているかもしれません。
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