一日一花 川瀬敏郎著 新潮社刊
花には二つの方法があります。
「投げ入れ」るか「立て」るかです。
「なげいれ」は、人為を加えず草木花のおのずからなる姿を
愛でる素の花として「茶の湯」に通じるものです。
「立て花」は、器の中で花を「とめる」という人為そのものであり、
そこに様々な工夫が生まれ、人為を競う花としての
「いけばな」に通じるものです。
「なげいれ」の花は、心にとまった花をさっと掴み、
さっと水に放つもので、道端で目にしたなんでもない一本の花が、
ときには崇高な姿を見せてくれる時があります。
その366日分の「なげいれ」が一冊の本にまとめられています。
これを私の茶花稽古の座右の書とします。
花には二つの方法があります。
「投げ入れ」るか「立て」るかです。
「なげいれ」は、人為を加えず草木花のおのずからなる姿を
愛でる素の花として「茶の湯」に通じるものです。
「立て花」は、器の中で花を「とめる」という人為そのものであり、
そこに様々な工夫が生まれ、人為を競う花としての
「いけばな」に通じるものです。
「なげいれ」の花は、心にとまった花をさっと掴み、
さっと水に放つもので、道端で目にしたなんでもない一本の花が、
ときには崇高な姿を見せてくれる時があります。
その366日分の「なげいれ」が一冊の本にまとめられています。
これを私の茶花稽古の座右の書とします。
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