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茶道具は語る

2024年09月06日 | 読後記
茶道具は語る
筒井紘一著  淡交社刊
茶の湯で一番大切なことは、「作意」です。
茶道が精神的な遊びとされるのは、
趣向の演出にこそあるのです。
点前や道具の良し悪しは付随的なものに過ぎません。
明治維新以来、「する茶」より「教え学ぶ茶」が
主となってきていますが、
利休居士以来、江戸時代の後半までの茶は、
「する茶」でした。
「する茶」こそが茶の湯の本位なのです。

茶事に挑戦する意欲が湧いてきた!
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