今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

鎌ヶ岳から雲母峰

2015年12月21日 | 「山」のひきだし
水曜日の山の会です。
鎌ヶ岳から雲母峰へ縦走です。鎌ヶ岳は武平峠からしか登ったことがないし、雲母峰も未踏の山なので楽しみです。

雲母橋に車を置いて、宮妻峡から登ります。

予報に反して雨が降り出し、レインを着ての出発です。


幻想的ですね?




長石谷から上ってくる道に出ると、鎌が目の前に迫っています。


鎌尾根がかすかに見えます。


右に巻いていきますが、それでも急な岩場です。


鎌の山頂にこんなプレートがあったのは知りませんでした。


ガスが一瞬切れて鎌尾根が姿を見せました。「お~~」とどよめきがおこります。


歩いているときは汗をかいたのに、山頂でじっとしていると寒くなってきました。
手袋も濡れて手が冷たい。替えは持っているけどまだ先があるしここで使ってしまうとまた濡れるかな・・・
そうしたらみれさんがそういうときは自分の体温で乾かすんだよって教えてくれました。
落とさないようにズボンのウエスト部分に挟んでおくことにします。
おやつを食べて記念撮影をして、先へ行きます。


白はげ付近で不思議なものを見ました。
上に立っている人の足下から右に斜めになっているもの。化石とかだったらすごいな。
結構見るよ、とのことでした。もっと近くで見たかったのですが、少し降りてしまったから・・・


なんと!この暖冬で赤ヤシオのつぼみが開きかけています。


雲母峰


何の植物かわかりませんが、おもしろい。

いつしか雨も止み、時刻はお昼。
風のない窪地を選びランチです。

山で忘年会?というほどの数々のおかずが並びました。
いつもごちそうさまです。


秋には紅葉がきれいだろうな。


と思って歩いていると、雲母峰、西峰到着です。
展望もなく先に行きます。


これが本峰でしょうか、吉良良峰とありました。


ここに来るまでに、びっしりの葉っぱ。これはイワカガミ?イワウチワ?いつも「花が咲かないとわからない・・」で片付けていましたが、いつまでもそんなことであかんでしょう、ということで勉強会。


葉っぱをよく見ると、ギザギザしています。これを鋸歯状(キョシジョウ)という、とみれさんから教えていただきました。
はあはあ、なるほど・・・それでは混同するイワウチハの葉っぱはというと・・・これにもギザギザがありました。ただイワカガミほどは鋭くはない、とありました。
あ~やっぱり私には、春になって花を見ないことにはわかりません。


雲母峰Ⅱ峰、パラグライダーの山頂駅、らしいです。荷揚げのレールもあります。


パラグライダーで飛ぶ方向。


後ろを向くと、鎌が姿を見せました。いつも形と違いますね。


さあ後はひたすら降りるばかりでもなく、ゆるくアップダウンを繰り返し、最後は鬱蒼とした植林地の中をくねくねと降りて、雲母橋の車のところに帰ってきました。

鈴鹿にしてはしっかりとした歩きやすい登山道で、お天気は残念でしたが今年最後の山の会、ということで大勢で賑やかに楽しい山歩きでした。今年もいっぱいお世話になりました。感謝!です。

  

平成27年12月16日(水)雨のち曇り

鎌ヶ岳~雲母峰


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