ゴールデンウィークは中野サンプラザがハロプロに染まります。5/2、5/3のモーニング娘。に、5/4きら☆レボスペシャルコンサート、5/5、5/6の℃-ute。これでBerryz工房もあればハロプロ祭だったんですが残念。
真野ちゃんとエッグは?という方、ご心配なく。この期間中、真野ちゃんがエッグ選抜メンバーを従えて、娘。や℃-uteコンサートのオープニングアクトを務め、更に握手会を行います。ちなみに、選抜されているエッグメンバーは、古峰桃香、和田彩花、前田憂佳、福田花音、関根梓、小川紗季。
http://www.up-fc.jp/helloproject/078news.php
そんな真野ちゃん新曲PVを、少し遅くなりましたが、今回話題にしてみようと思います。とりあえず、PV動画をご覧ください。
[HQ]はじめての経験[PV] 真野恵里菜
「低予算!」というのは今回は置いておくとして、第一印象は「ひたすら可愛いじゃないか、まのえり!」です。そして、「文字通りバックダンサー扱いだけど、フレッシュで良い感じだなエッグ達!」です。
予算が足りないのをアイデアでカバーしている訳でもなく、ひたすら笑顔でアイドルが歌い踊るという、世の中に数えきれないほど過去に生産されてきたタイプなPVです。
だがそれがいい。その当たり前過ぎる映像と世界観、許せてしまえる何かがそこにはあります。これがBerryz工房の新曲PVだったら多分怒ってるな自分。
何故真野ちゃんなら許されるのか?、真野ちゃんの歌唱力などから、アーティスト的なものを真野ちゃんに求めていないというのもありますが、今のハロプロでここまで「アイドルアイドルしたPV」って、あまり見なくなったからというのが大きい理由でしょうか。同じような気分を、しゅごキャラエッグの時も感じました。
ハロプロがパフォーマンス重視主義なのは、とても素晴らしい事だと思うし、それに合わせてPVが作られていくのも良い事。でも、思いっきりアイドルしているPVも観たい。かつてのあややソングみたいなのを観たい。そういう需要はある筈。
ハッキリ言って真野ちゃんは歌は下手だし、ダンスもイマイチ。しかし、素晴らしい笑顔がある。バックで踊るエッグメンバー達の素晴らしい笑顔も付いてくる。なんてお得でアイドルアイドルしたPVでしょうか。
曲のテンポは軽快なのに、その軽快さにちょっとついていけていない感じの真野ちゃんですが、画面が次々と切り替わる事で妙な疾走感がある。この何気ない演出に乾杯。
あまりに軽快な爽やかさに溢れているので、シングルVが欲しくなってきました。大きい画面でこれを観たいというやつでしょうか。アイドルはやっぱりデカイ画面で観たいですよね。まあ、部屋には小さいテレビしかない環境なんですが(苦笑)。
これから初夏を迎え、やがて夏がやってきます。そんな季節に合わせた曲とPVを出してきた真野ちゃん。カッコイイ曲は夏でも冬でも似合いますが、軽快なアイドルポップスが似合うのはやっぱり夏。真野ちゃんは、しっとりした曲以外も行けるとわかったPVであると同時に、エッグからの新ユニットはカッコイイ系より爽やかアイドルポップス、例えば初期のBerryz工房みたいな感じが良いのでは?という事も気づきました。多分、最初はインディーズで何枚か出してくるのだと思いますが、どんなサウンドを持ってくるのか楽しみです。
それにしても、こういうバックダンサー付きの曲っていいですね。エッグ達も良い経験になるし、大勢いると華があって尚良し。真野ちゃん一人では華がないという訳ではないですが、座って弾き語りが定番スタイルになったから、動きを魅せていく曲ではバックダンサー付きは大歓迎。
真野ちゃんの新たな魅力と、エッグメンバーのフレッシュさがシンプルに楽しめる一作です。