フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

「アルバムとC/W曲を語ろう」 ~Berryz工房「蝉」の巻~

2009-04-09 21:51:48 | ハロプロ(ベリ)

 今回突然始まったこの不定期連載「アルバムとC/W曲を語ろう」。これは、そのユニット(或いは個人)のヲタなら知ってるけれど、そうでないヲタには意外に知られていないんじゃないか?という曲を紹介していくものです。
 第一回目の今回はBerryz工房の「蝉」について書いてみようと思います。

 ハロプロの1stアルバムには名盤が多い。ヲタの間では、よく言われる定説です。松浦亜弥、ミニモニ。、藤本美貴、美勇伝、℃-ute、この辺りが特に良い1stアルバムでしょうか。
 その良い1stアルバムに、これも加えておきたいのが「1st超ベリーズ」。Berryz工房の1stアルバムです。
 実は、私がBerryz工房を好きになったきっかけがこの作品でした。アルバムが出たみたいだから、ちょっと買ってみるか!と軽い気持ちで買った筈が、次の日くらいには「Berryz工房良いね!」になっていましたよ(苦笑)。
 当時はハロプロヲタ内でもBerryz工房に対しての風当たりは強かったのですが、それはメンバーに小学生がいるという事への抵抗感から来ていたものであったと察します。でも、楽曲は正統派アイドルポップスって感じで良い。なのに、メンバーの年齢で全てを拒否するのはいかがなものかと、アルバムを聴き終えた私は思ったものでした。
 正統派アイドルポップスが詰まった一枚ですから、全体的に瑞々しい。青春真っ盛りみたいな世界観が全編に貫かれていて、非常にコンセプチュアルな一枚に思えたものです。最初から最後まで描かれている世界や、奏でられているサウンドにブレがなく統一感がある。

 いや、嘘です。一曲だけおかしいのがありました。「あなたなしでは生きていけない」のリミックスバージョン。あれは制作者が遊び過ぎ。飛ばして聴く事が多いです。

 リミックスはともかく、全体に貫かれている瑞々しい感じの中に、ちょっと憂いを感じる曲がありました。それが「蝉」。なんて読むのですか?という人いますか? 「せみ」と読みます。
 この曲は、夏休みに田舎に遊びに行った。そこは普段の自分の生活とは違う世界が広がっていた。携帯の電波は圏外、山と川に囲まれた日々で、あなた(彼氏)の事さえも忘れてしまいそうになるほど異世界。という気持ちを歌った曲なのですが、楽しい筈の夏休みの田舎の日々を歌っているのに、どこか哀愁感のあるサウンドです。ベリメン達の歌声も他の曲と比べて弾け具合を抑えた歌い方。楽しい夏休みではないのか?

 この「夏休みの歌なのに哀愁いっぱい」な感じが、この曲の一番の魅力であり特徴なのです。
 青春真っ盛り路線のBerryz工房だから、楽しい夏休みだ!みたいな明るい弾けソングでも良い筈です。実はそういう曲も収録されています(恋はひっぱりだこ)。
 しかし、明るい弾けソング一辺倒にせず、この「蝉」がアルバム後半に収められている事で、アルバムの作りが引き締まる効果を与えています。青春も夏休みも、楽しさと切なさが表裏一体。そして、楽しい時間だからこそ、ふとした一瞬の時に寂しさも感じるという、青春の心理を綴った歌が収録されているからこそ、このアルバムがただ明るいアイドルポップスアルバムには終わらず、リアルで生き生きとしたBerryz工房等身大な一枚になったのだと思います。

蝉 Berryz工房

 今回の記事に貼った動画は、Berryz工房2005秋ツアー「スイッチオン」のステージ上に流れていたVTRです。後半戦の衣装チェンジの時に流れていました。
 このツアーは石村舞波ちゃん卒業ツアーでもあった訳ですが、Berryz工房でデビューしてから一年半という短さで引退という道を選んだ舞波のアイドル人生と、地上に出てくると太陽の下での日々は短い蝉の姿を重ね、夏の終わりのような切ない想いを高ぶらせます。

 実は、Berryz工房が、この「蝉」をあまりコンサートで歌わない事に、大切な一曲にしている事を感じられて、密かに嬉しかったりもします。そういう曲もあっていいよねと、そんな気持ちになる一曲です。

 蝉/Berryz工房 アルバム「1st超ベリーズ」(2004)収録

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Berryz工房 2009春ツアー「そのすべての愛に」八王子公演 ~明るく楽しく温かく~

2009-04-08 21:47:52 | ライブ!2009

 日曜日にBerryz工房のコンサートに行ってきました。場所は八王子市民会館。去年、娘。や℃-uteを観に行った時は空調の効きが悪いのか、とても暑い会場だった印象でした。今回はどうなる事やら。一階席の後ろの方から味わってきました。

 開場時間くらいに現地に着くと、既に入場列が出来ていたので列につき入場。中に入ると「ここはエルダ系の現場か?」と思うほどグッズ売場が空いています。Berryz工房ヲタ=グッズ好きな人が多いイメージがありますが、皆さんすでに他の会場で購入済みなのかな?つまり、リピーター率が高いのかな?と思いながら、既に知ってしまっている今ツアーのセットリストを思い返せば、シングル曲よりも既存のアルバム曲がメインなセットリスト。やはり、ライトさんよりリピーター向けなのだろうかと考えさせられてしまうセットリストです。出来れば、五周年記念な感じのセットリストが良かったですが、そんな事は言っても仕方ないので楽しまないとイケマセン。

 一曲目は最新シングルという、ハロプロにはよくあるパターンでスタートしたコンサートは、ピンクと赤の衣装に身を包んだメンバーが春めいた輝きに包まれていて、明るく可愛く頼もしく幕を開けました。
 二曲目で早くもピンクの上着を脱ぎさると、肩フリルの付いたノースリーブの赤チェックのミニ衣装に身を包んだメンバーはキビキビとした動きを披露。みんな笑顔で元気。この頃はまさかエンディングにあんな事が起こるとは予想もしませんでした。
 
 前半の大きな見せ場は、アカペラによる「ギャグ100回分愛してください」。この企画を知った時は楽しみより不安が先によぎりましたが、実際に観てみたら想像していたより良かった。Berryz工房の皆さんゴメンナサイ。ちゃんとハモりも決まっていたし、ボイスパーカッションも出来ていました。こういうチャレンジ企画は良いですね。今後も新たなチャレンジを希望。
 続いて雰囲気がガラリと変わり、プチ情報。桃子から、千奈美が昼にスタッフのコーヒーにジンジャーエールを入れた雅が靴下を逆に履いていた。というプチ情報が寄せられました。千奈美、お茶目だな。というか、それをスタッフは飲んだのか気になります。

 トークで笑いをとるだけでなく、歌でもメンバーは魅せます。「サクラハラクサ」で、清水キャプテンと雅ちゃんがカッコイイダンスを魅せれば、「さぼり」では梨沙子が声が崩れずしっかりと歌いこなし、「女子バスケット部」では千奈美と茉麻が長い手をお互い伸ばす振付でダイナミックさを表現して、「あいたいけど…」では桃子と熊井ちゃんが切ないボーカルを聴かせてくれました。でも、やっぱり笑いもねという訳で、コントも勿論あります。
 茉麻と桃子のコント、というかMC。桃子が茉麻は可愛いと持ち上げるも「まあ、一番可愛いのは私なんだけどね」とお約束を見せると、茉麻が桃子を「つぐし」と呼び始め持ち上げます。しかし桃子は「つぐしと呼ばないでよ。コールまで、エル・オー・ブイ・イー・ラブリーつぐし!になるじゃない」と抵抗。しかし、すかさず観客から「エル・オー・ブイ・イー・ラブリーつぐし!」とコール(苦笑)。観客GJ!

 そういう楽しさを歌にも継続出来るのがBerryz工房。ジンギスカン~ハピネス~友情 純情 oh 青春の三連コンボは楽しく、アイドルコンサートの華やいだ雰囲気が満ちあふれていました。こういう楽しき雰囲気作りは、ハロプロではベリが一番上手いような気がします。
 こうして、コンサートはアンコールを迎え、最後もハッピーな感じで終わっていくかと思われました。

 今回のコンサート、最後にハプニングがありました。最後の一人ずつの挨拶では居た千奈美が、ラストナンバーで居なくなりました。どうやら体調不良で袖に下がった模様。
 コンサートはエンディングだけれど観客は気が気でない状態。そこであの方がファインプレーを見せてくれました。一人ずつメンバーが手を降りながら袖に下がった後、つぐし…じゃなかった嗣永桃子プロが「千奈美はちょっと張り切りすぎただけで大した事はないので、皆さん心配しないで下さいね~」と状況報告をしてくれたのです。桃子GJ!つぐさんありがとう!

 少しホッとした観客は、場内に客電が点いたところで「千奈美コール」を開始。きっと楽屋の千奈美にも届いた事でしょう。
 でも、このような事は起こらないよう、スタッフの方々にはメンバーの体調には細心の注意をしてコンサートを進行してもらいたいと思います。公演中にメンバーが退場するのはファンにとってショックな出来事ですから。

 最後はビックリしましたが、つぐさんのコメントを信じて会場を出ました。四月の夜だというのに、外に出た時にそれほど寒くなかったのは、八王子市民会館の相変わらず空調の効きの悪さのせいだけではなく、客席の温かさとBerryz工房の楽しさが理由であったと思う、八王子の夜でした。

 セットリスト
01 抱きしめて 抱きしめて
MC(挨拶&客席煽り)
02 愛のスキスキ指数 上昇中
03 サヨナラ 激しき恋
メンバー紹介VTR
04 HAPPY!Stand Up
05 ギャグ100回分愛してください(アカペラ)
MC(プチ情報)
06 MADAYADE
07 なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?
08 サクラハラクサ/清水・夏焼
09 さぼり/菅谷
MC(進行役須藤)
10 女子バスケット部~朝練あった日の髪型~/徳永・須藤(バックダンサー嗣永・熊井)
11 あいたいけど・・・/嗣永・熊井(バックダンサー徳永・須藤)
12 男の子
寸劇(徳永・熊井・菅谷)
13 Ah Merry-go-round/清水・嗣永
14 フラれパターン
15 ジンギスカン
16 ハピネス ~幸福歓迎!~
17 友情 純情 oh 青春
MC(客席煽り)
18 行け 行け モンキーダンス
19 CLAP!

アンコール
20 あなたなしでは生きてゆけない
MC(挨拶)
21 そのすべての愛に

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亀ちゃんの春

2009-04-07 21:07:16 | ハロプロ(娘。)

 今週の日曜日から始まったTVアニメ「ジュエルペット」にモーニング娘。の亀井絵里ちゃんが声の出演をしています。
 どんな演技になっているかと番組を観てみました。

 「声が可愛い」

http://www.youtube.com/watch?v=17IeT_PehD8&fmt=18

 改まって何を今頃そんな事を言っているんだと、全国12230人の亀井絵里ファンからお叱りを受けそうですが、改めて可愛いと思いましたですハイ。
 亀ちゃんの声はアニメの絵の雰囲気ともマッチしていて、演技は満点とは言わないまでも違和感はなかったです。初回からこの出来なら、今後も大いに期待出来るのではないかなと、ヲタ目線で少し甘めに評価。

 亀ちゃんの声が可愛いのはよくわかりましたが、歌声も実は可愛いです。残念ながら今回のアニメでは亀ちゃんは歌っていませんが、亀井ボイスは春風の如く爽やかプリティボイスなのです。再確認してみましょう。

 いかがですか? この歌声を聴く限りは、亀ちゃんに向いている曲は春らしい明るいポップスだと多くの人が思うところ。

[ モーニング娘。の最新アルバム「プラチナ9 DISCO」に亀井絵里ソロ曲が収録されていると聞いた時、春に合わせた爽やか系の曲かと思っていました。しかし、今回のソロ曲は、そんな安易な思い込みを超えて、爽やか系ではなく切ない系でした。
 なんてたってタイトルが「片思いの終わりに」ですよ。タイトルを読んだだけで、なんか亀ちゃんが切ない表情を浮かべて歌っている姿が思い浮かんできます。
http://www.youtube.com/watch?v=3SNRe1NpQHA
 (曲の最後が途中で切れます。気に入った方がアルバムを買いましょう)

 サビの高音が特にいいですね。「冬」と「春」という季節を恋の行方になぞらえている歌詞の世界と、少し声を抑え気味な歌声が良い感じに融合している感じです。
 亀ちゃんは、亀ヲタの方ならご存じの通り、娘。シングルではセンターと呼べるような活躍の場を与えられた事はなく、歌の面では今までは地味な実績しかありませんでした。それは、きっとモーニング娘。の目指している方向性と亀井ボイスの相性度の問題であり、決して歌がダメという事ではありません。
 亀ちゃんの歌声はカッコイイ曲の真ん中で輝くタイプでも、面白ソングの真ん中で派手に弾けるタイプでもなく、しっとりとした青春ポップスが一番似合う。それを実感出来たのが今回のソロ曲でした。ならば、シングルのセンターにならなくても、アルバムの中でステキに輝くというのもアリかもと思いました。そういう春もいいかなと。

 

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ハロプロエッグから新ユニット ~Jか?Rか?~

2009-04-06 21:33:53 | ハロプロ(スマ アン)

 昨日、Berryz工房を観に行ってきました。そのレポートを書こうと思ったんですが、週末には色々ニュースがあったので、そちらを優先して書いてからベリのレポートに行きたいと思います。
 あまりのんびりしていると、土曜日から℃-uteツアーが始まるので、木曜日くらいまでにはレポートを書いておきたいと思います。

 そんな訳で、今日の話題はハロプロから久々に登場する新ユニットの話題です。

 久々に登場する新ユニットとか言うけど、この前ガーディアンズ4が発表されたし、この一年くらいの間にも色んなユニットがあったのでは?という声が聞こえてきそうですが、ここ数年登場したユニットはアニメなどの企画物だったり、単発ユニットでした。今回発表されたユニットは、そういう単発物でも企画物でもないユニットのようです。

 週末に行われたハロプロエッグ新人公演で、ハロプロエッグから新ユニットが結成され、秋以降(今年度中)にメジャーデビューする事が発表されました。レギュラーユニットとしては℃-ute以来となるそのユニットに選ばれたメンバーは、

前田憂佳 福田花音 和田彩花 小川紗季

以上の四名です。

 

 この組み合わせ何かに似てる?そうです「しゅごキャラエッグ」と類似。四人中、三人が選ばれています。早い話が、しゅごキャラエッグから佐保明梨ちゃんだけが選ばれず、小川サキチィが選ばれたという流れです。
 このユニットに関しての、つんくPのコメントがありますので、こちらをお読み下さい。
http://ameblo.jp/tsunku-blog/entry-10236415393.html
 日頃のステージでのパフォーマンス。つんくPが今回明かしているレコーディングテストという試験。色んなチェックをした上で選ばれたのがこのメンバーです。
 自分も考えてみましたが、中学生くらいのエッグメンバーから選ぶとしたら、やはりこの人選は納得というか、少なくとも奇をてらった人選ではないなと理解出来ます。

 しかし、イメージ的には(偶然なのかもしれませんが)しゅごキャラエッグをベースにしたような人選でありながら、一人だけ漏れるとはシビアではないかと思えます。でも、アイドルという仕事は人気社会。厳しいのだと理解出来るし、こういう事は部活のレギュラー補欠の振り分けとかでもある事ですから、中学生相手に厳しい処置と言うのもちょうど違う。
 だから私は声を大にして言いたいです。誰に? 勿論、佐保ちゃんにです。
 「ここからがスタートだ」

 つんくPは、デビューに向けてこれからレッスンを積んでいくが、他のエッグメンバーからの増員も場合によっては有り得ると、ハッキリ公式コメントで語っています。
 つまり、まだチャンスがある!そして、佐保ちゃんにはその敗者復活を期待しているのかもしれません。そういう狙いです。多分、きっと、いや絶対。

 人を伸ばすには、誉めたりチャンスを与えたりした方が伸びるタイプか、厳しく接した方が伸びるタイプなのかを見極めるのが大事。佐保ちゃんは特技が空手という子ですから、精神的にタフな子であると思えます。エッグのDVDパンフレットや℃-uteと共演したキューティー感謝祭(運動会)で見た印象だと、ハキハキした明るい子なので、ユニットに選ばれなかった事をバネに出来る子だと思っています。敗者復活を楽しみにしていますよ。
 そして、他のエッグメンバーもチャンスはまだあるのだから、頑張れとエールを贈ります。

 ちなみに、この新ユニットはまだ名前がありません。ハロプロユニットのアルファベットの法則(※)で行くと、次はJかRです。どんな名前になりますかね。Jで「JUMP」を思い浮かべた私は、まさに℃-uteヲタ丸出し(苦笑)。なんとなく、JEWEL(宝石)とか付きそうな気はしますが。

 ※ハロプロユニット アルファベットの法則
 2003年以降、ユニット名の頭文字などがアルファベットの順番でAから、或いはZから付けられている。

A あぁ!、B Berryz工房、C ℃-ute、DEF DEF.DIVA、G GAM、H High-King、I アイスクリー娘。
ZYX ZYX、W W、VU 美勇伝、T THEポッシボー、S SI☆NA

ポッシボーとかSI☆NAまで入れるのか?と言われそうですが、ポッシボーは元エッグだし、SI☆NAはハロプロ関西だからハロプロと無関係ではないと思いました。

 最後に、新人公演パンフレットに掲載されていたプロフィールから、エッグメンバーが憧れている先輩メンバー一覧(ネットから拾いました)を紹介しておこうと思います。

憧れの先輩

松浦(5):田中・澤田・古川・和田・佐保
高橋(4):澤田・西念・古峰・前田(ゆ)
石川(2):能登・仙石
吉澤(2):北原・前田(い)
新垣(2):岡井・関根
田中(2):小川・金子
嗣永(2):森・譜久村
安倍(1):福田
亀井(1):新井
久住(1):吉川
矢島(1):竹内
岡井(1):宮本

※澤田だけ2名記入

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ガーディアンズ4~公式サイトオープン~

2009-04-04 10:17:29 | ハロプロ(ユニット)
 今日4/4はBerryz工房の末っ子菅谷梨沙子ちゃんの誕生日です。おめでとう!実は今日、千葉市にてBerryz工房のコンサートが行われるのです。誕生日にコンサートが出来るという幸せ、大勢の人達に祝ってもらえる幸せ、りーちゃんにとって今日は忘れられない1日になる事でしょう。願わくば、千奈美や茉麻の誕生日にもコンサートかイベントが開催されると良いのですが。
 梨沙子と言えば、今気になるのは「ガーディアンズ4」
 実は今まで、梨沙子はBerryz工房以外のユニットには属さないで活動していくのだろうと思っていました。梨沙子と、娘。時代の安倍なつみさんのイメージが被っていたからです。
 かつて、安倍なつみさんがモーニング娘。のエースとして活躍していた頃、安陪さんは娘。以外のユニット活動を行わない人でした。他のメンバーはタンポポやプッチモニやミニモニ。があり、ユニットに属さない中澤姐さんにはソロでCDを出していた状況がありながら、安陪さんだけはユニットもソロもない(シャンプーのCMには出ていましたが)状態でした。
 それはおそらく、モーニング娘。の絶対的なエースにしてセンターである安陪さんのイメージを大切にするためであったと想像します。他のユニットをやる事で違う色が付くのを避けた。そんな感じでしょうか。センターであるからこそ、モーニング娘。のイメージがイコールで付いてくる。そのイメージを固定化する事は確かに大切です。

 梨沙子の場合も安陪さんと同様に、Berryz工房のセンター菅谷梨沙子としてのイメージを大切にするために、ユニット活動はしないのだ。そんな風に思ってきたのですが、まさかまさかのガーディアンズ4。初めてメンバー構成を知らされた時はうろたえました(苦笑)。
 しかし、発表から一週間が過ぎ、ポニーキャニオンの公式サイトにガーディアンズ4のサイトもオープン。赤のチェック衣装を身にまとい、凛々しく写っている四人を見ていたら「楽しみだなあ」という思いだけが沸き上がってきました。梨沙子に新しい色を付けるのも悪くないなと。

 ユニットにおける人選には答えなどない!幾通りもの組み合わせがある中、今回選ばれた四人を楽しんでいきたいと思います。

 ガーディアンズ4公式サイト
http://guardians4.com/

 そんな気持ちで公式サイトを眺めて、なっきぃがいつも以上に可愛いなぁとか、みっつぃーはやはりお姉さんな風格があるなぁとか、熊井ちゃんがやけに色黒に見えるのは他の三人がとても色白だからねぇとか、梨沙子はユニット違ってもやはり華があるなぁ、などと四人の個性を楽しみました。
 この四人、共通点はあまり無さそうですが、良いポイントを見つけました。四人とも「お人好し」。いわゆるガツドルというガツガツした感じの子達ではないのです。芸能人的には、そういう他の人を立てるような性格はマイナスかもしれませんが、四人も揃えばそれも立派な長所…なハズ。

 例えば、みっつぃーは娘。の楽屋に届けられた色んな種類の仕出し弁当を、私はみんなが選び終わってから残ったので良いという子。
 熊井ちゃんはマイペースだけど、回りのメンバーの動きを邪魔せず穏やかな笑顔と、背筋を伸ばした姿勢の良さで見つめている子。
 なっきぃは負けず嫌いで仕切り屋だけれど、仕切りは常に回りを生かすための仕切りであり、自分は一歩下がった位置にいる子。
 梨沙子はセンターでありながら、こちらが心配になってくるほど控え目で、優しい瞳で笑っている子。

 このような四人が織り成すユニットは、一体どんな空気を醸し出すのか?誰が突出するというより、四人それぞれのバランスが絶妙なユニットになりそうな気がします。
 押し合いも引っ張りあいもなく、四人で肩でも組みながらゆっくり歩いていくようなユニット。イイ感じです。
 Buono!みたく多くのファンに愛され、長く続くといいなと思っています。

 今日、ガーディアンズ4のデビュー曲「おまかせ♪ガーディアンズ」が「しゅごキャラ!どきっ」オープニングでオンエアされました。その映像を早くもアップした職人さんがいましたので、これを紹介しておきます。曲の感想はまた後日に書こうと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=Pi6QykACI5w&fmt=18
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大きな愛(めぐみ)でもてなして

2009-04-03 21:47:56 | ハロプロ(℃)

 私はこのブログ用にネタをいくつかストックしていまして、中には下書きを書いてスタンバイしておく事もあります。今回の記事は二月下旬に下書きを書いてスタンバイしていたものですが、栞菜ちゃんの話題で掲載するタイミングを逸してしまい、ここまで放置していたものです。ツアーも始まる事だし、そろそろ陽の目を見させてあげないと!と思いましたので、何の脈絡もなく本日掲載します。


  先日(※二月の話です)、℃-uteの大きな愛でもてなしてをこのまま埋もれさせるのは勿体ないというスレを発見しました。YouTubeにアップされている大もての動画は、国内のみならず国外からも多くの反響があり、℃-uteのダンスを完コピした女の子の動画も色々アップされています。その中には外国の方もいたりします。
 国境を越えて愛される良曲と言えそうな大もて。このまま、インディーズ時代のチープなPVとともに、ハロプロヲタ以外に知られないまま消えていくのか?

 インディーズ時代に作られたPV


 発売された当初からだから三年近く前から思っているのですが、大もては聴いていて飽きない曲です。最初は?でしたが、だんだんと好きになり、今は「大もては神曲」くらいに思っています。最初のインパクトが強い曲というのは得てして飽きるのも早かったりしますが、逆に最初は今ひとつピンと来なかっただけに、スルメのように後から味が出てきたという感じでしょうか。
 この曲に飽きが来ない理由は、「アニメソング」というところに秘密が隠されているような気がします。アニメソングという事で、毎週聴いても飽きないように、そして思わず口ずさんでしまうような作りになっていると思います。いわゆる中毒性を持つ曲という事になりますでしょうか。

 音的には軽い感じで、インディーズならではのチープな感じは否めませんが、そのシンプルさが良い感じにクドさをなくして聴きやすくしているとも言えます。使われていたアニメが、メインターゲットが小学生の「きらりん☆レボリューション」という事も意識して、シンプルで楽しい曲を目指したのだと予想します。

 この大もての魅力は曲の出来だけではなく、ダンスにもあります。
 先ほど、YouTubeに完コピをした女の子の動画がいくつかアップされていると書きましたが、高難易度ではなく楽しい振り付けである大もては、コピーする素材としても優れものと言えそうです。

 しかし、振り付け自体は覚えやすい大もてダンスの真価は、そこにあるのではなくフォーメーションにあるのです!
 この曲を発売した時の℃-uteは八人でした(と書いただけで、既に目から汗が…)。その八人を3-5に分けて、舞美めぐ愛理の3TOPをサビで前線に交互に送り出しポジションチェンジを行い、更に振り付けを3TOPと5BACKで違うものにする事で動きに広がりを作った。そんな感じの作りです。とにかくポジションチェンジが目まぐるしい曲で、当時イベント回りで小さいステージに上がってパフォーマンスしていた℃-ute達は、メンバー同士でぶつからない様に気を使いながら踊っていたのではと察します。
 そんなコンパクトでポジションチェンジの激しい大もての動きがよくわかる動画がありますので、見てみてください。映像はマイマイ欠席で残念ながら7人ですが、動きの忙しさ、めぐの居た頃の3YOPダンスの雰囲気は伝わるかと思います。


 この動画を見ていると、当時の℃-uteの荒削りではあるけれどスピーディーでシャープでキュートな魅力が充満しているように思えます。
 狭い空間であっても相変わらず全力ダンスで隣のメンバーにぶつからないかと、見ている方がハラハラしてしまう舞美ちゃんダンスも健在。そして、その近くでキレのある動きを見せるめぐこと村上愛のステップワークの軽快さと来たら…。

 せっかくなので8人での大もても観てください。めぐが不自然なほど映らないのが不満ですが、8人時代の大もての雰囲気は出ている映像です。


 今、大もてダンスは5BACKはそのままに、めぐが抜けた分だけ前が2TOPになってしまいました。2-5とはバランスが悪い感じがあります。一人を前に上げて3TOPにした方がバランスもいいし、本来の目まぐるしいばかりのポジションチェンジも活きると思います。2TOPだと、サビで二人(舞美愛理)の位置が入れ替わるだけなので、今ひとつスピーディーさに欠けるように思えます。
 今後、この辺の変更も見てみたいです。あと、出来たらインディーズ時代の曲は7人で歌い直したバージョンも作ってください。これはベスト盤が出来た時にでもと思います。めぐの声を聴くのが辛いと、8人時代のCDを聴けないヲタもいるそうです。せっかくの神曲も聴かない、いや聴けないヲタがいるのでは勿体ない。フォーメーション変更とともに、これもリクエストしたいと思います。

 発売から年月が流れても、ひとつ言えるのは「大きな愛でもてなして」は、7人でも8人でも楽しい曲であるという事。もうすぐツアーで6人バージョンも披露されると思いますが、次の季節にはまた7人バージョンが観られる事を楽しみにしています。

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℃-uteコンサート 開演前の準備運動

2009-04-02 22:19:26 | ハロプロ(℃)

 今回はコンサートのレポート記事ではなく、コンサートが始まる前の事を書いてみたいと思います。
 地方在住だったり、学生だったりで、なかなかコンサートに行けないという方も少なくないと思います。そんな方に少しでもコンサートの雰囲気が伝えられたら、そう思いながらコンサートに出かけると毎回レポート記事を書いています。私の書いた記事でコンサートに行った気分になったり、コンサートに行ってみたいと思ってもらえたらいいなと思いながら書いています。
 コンサートの中身については今まで色々書いてきましたが、今回の記事は、あまり普段は語られない開演前の客席の雰囲気の話です。

 ハロプロに限った話ではありませんが、開演前の会場内にはBGMが流れています。選曲はスタッフが行なっているのだと思いますが、これがなかなか面白い。
 例えば、昨年秋のBerryz工房ツアー「ベリコレ」では、1960年代くらいの洋楽の女性歌手ヒットソング集とも言うべき選曲で、シルヴィ・バルタンの「アイドルを探せ」なんて、いかにも曲名が雰囲気にピッタリな選曲もあったりしました。
 同じくらいの時期に行われていた℃-uteツアーでは、開演前のBGMはサンバが流れていました。
 それも、正調サンバ曲だけでなく、「マツケンサンバ」や、郷ひろみさんの「お嫁サンバ」みたいなネタ的な選曲もあったりしました。
 このネタ的な選曲が非常に盛り上がるのが℃-ute現場の面白いところ。ツアー初日にマツケンサンバが流れた時は歓声が上がり、二回目以降の公演ではマツケンサンバで打ち始めるヲタも現れました。
 歌に合わせてBメロでPPPHを打つヲタ。勿論、「マーツケン」とマツケンコール入り(苦笑)。まるでマツケンさんが℃-uteに加入したかのような熱いコール。
 当然、まだステージには誰も出てきていません。始まる前からそんな熱くなって大丈夫?と思えるほど。

 しかし、もっと熱いノリになっていたのが、「サンバ・デ・ジャネイロ」という曲。
 http://www.youtube.com/watch?v=IWKhbR33bww&fmt=18
この曲では、老若男女問わず観客の多くは立ち上がり、「通学ベクトル」でやっているみたいな頭上ハンドクラップを開始。場慣れしていない人でも手拍子を打つなど、会場の雰囲気が開演前とは思えないテンションの高さに包まれていました。

 通学ベクトルのハンドクラップはこんな感じ
http://www.youtube.com/watch?v=D3xtAq2taEk&fmt=18

 始まる前からそんな体力使って、いざ℃-uteが出てきてもテンション維持は出来るの?と疑問に思われる人もいると思いますが、そこは大丈夫です。「始まったら、もっとテンションが高い」ので(笑)。

 こんな雰囲気の中、℃-uteのコンサートは開演しています。始まる前に少し動いておくのも、まあ筋肉痛とか怪我の回避のた、めに必要と言えなくもないので、これからも開演前に盛り上がっていけたらと思います(笑)。
 ところで、何故去年のツアーの開演前のBGMがサンバだったのか?最初わかりませんでした。そして、コンサートを何回か観ているうちに気づきました。
 テンション上げ子さんの衣装がサンバカーニバルみたいだからか!
 気づくの遅すぎです(苦笑)。

 <参考資料>
℃-ute Concert Tour 2008 Summer 忘れたくない夏 より「テンション上げ子」



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ゆく番組 くる番組

2009-04-01 21:44:35 | ハロプロ2009

 新年度です。新年度だから色々変更になる事がチラホラあります。アイドルの世界だとテレビやラジオのレギュラー番組などなど。

 長らく続いてきたテレ東深夜のハロプロ番組も終わってしまいました。私のDVDレコーダーは予約が入ったままだったので、今週の24時53分の番組わ見てみました。そこにはハロプロメンバーは居ません。要るのはMCなんとか(名前忘れました。すいません)という人です。
 オイラの知ってるMCさんは、MCチッサーMCカッパーだけだ!(すいません)
 さらばテレ東ハロプロ枠。寂しい気分で予約画面を解除しました。

 そんな訳で、先週は「よろセン」の最終週でした。ラストを飾る先生は萩原舞先生で、お題は「英会話」の予定でした。
 このブログでは、℃-uteメンバーによる「よろセン」の記事を毎回書いてきました。時には面白過ぎたので二回に分けて書いたりもしました(岡井先生の回 前編 後編)。
 萩原舞先生も記事に書くつもりで楽しみにしていたのですが、「諸事情により内容差し替え」で総集編をマイマイの語りで展開する内容になってしまいました。DJマイマイによる、よろセン総集編という感じでしょうか(涙)。
 そんな訳で、マイマイの回は記事に出来ませんでした。内容も特に何か目新しい事はなく、
 リ ・一・リ<DJマイマイの痛恨のミステイク! 
なんてものもなく、それこそマイマイが間違えてスペジェネかけるなどという、℃-uteヲタでないとわからないネタに走る事もなく無事に、いや無難に終了いたしました。

 長く続いてきた番組枠の変更と言えば、毎週火曜の夜に文化放送でオンエアされていたBerryz工房のラジオが突然終了するとの噂。後番組は「嗣永桃子のぷりぷりプリンセス」が始まるそうです。ふーん、桃子が一人か…。

 桃子ソロ仕事キター

 ついに、プロフェッショナルアイドル嗣永桃子さんがソロの番組を持つ事になるのですか。これぞ「革命元年」。
 などと書くと、Berryz工房の番組がなくなりヤケになっているように思われそうです。小さい声でお伝えしますが「実はこのBerryz工房ラジオ、ほとんど聴いた事ない」のです。
 ベリのデビュー当時からスタートして、五年も続いていた番組なのに申し訳ないです。そんな状態だから、終わってしまうのでは?という噂を残念に思う方々には失礼ながら、桃子ソロ番組が始まる事に気分が盛り上がっています。スタートから聴きたいと思います。

 桃子以外のBerryz工房メンバーは仕事減ってもいいのか?という思いは私にもありますが、これからのハロプロは個々のメンバーの活動にも力を入れて、適材適所で力を発揮しながら、人気と知名度と実力をつけていってほしいと思います。
 つまり、トークが得意でラジオに向いているメンバーはラジオを、そうではないメンバーは別な方向で仕事を入れてあげてほしいのです。
 実際、モーニング娘。はソロ活動に力を入れていくと、事務所スタッフさんが新聞インタビューに答えていたそうで、知名度と人気アップのためにソロ活動に力を入れ、音楽活動などはグループとして活動していくという方向性で行くようです。
 これは、おそらく娘。に限らずベリキューもそういう方向に向かうのではないだろうかと、桃子ソロ番組の話で思った次第です。

 そんな感じで、嗣永桃子ソロラジオ番組楽しみだなあと思っていたのですが、一旦はその情報を載せた公式サイトが、それを消してしまったようです。
 「もしかして事務所のフライング?」
 番組内で発表してファンを驚かせよう!という事だったのかもしれません。公式サイトリニューアル初日から混乱気味?初日だから混乱するとも言えますが。

 そうなのです。今日からハロプロ公式サイトがリニューアルされました。気が付けば今日からハロプロは、ワンダメンバーによって構成される新生ハロプロでした。そして、気が付けば今日は「エイプリルフール」でした。まさか桃子の話はウソ?

 ハロプロ公式サイト
http://www.helloproject.com/

コメント (2)
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